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お気に入りインテリアとDIYで理想を目指す。一人暮らしの2DK

  • 2020.10.27

足りないものや色味はDIYで足す。

普段はインテリアショップのスタッフとして働かれているすずさん。 素敵な家具のすぐ傍で働かれているからこそ、仕事終わり、心落ち着く空間になるように、普段からお部屋の使い方は意識されているとのこと。

ダイニングテーブルはWOODPROさんの足場板だけ用意をしてDIYで作成。 「実家にいる時からDIYは好きでやっていて、東京に出てからも変わらず続けています。」

すずさんのDIYはモノづくりだけでなく、色合いも意識して行われているそう。

「家の床が茶系のため、どうしてもウッドテイストのものが多くなってしまって、テーブルなどはアイアン系の黒を入れることで色合いを締めています。一方でグリーンやブルー系も個人的には好きなので、廊下やトイレなどにはDIYで自ら加える様にしていますね。」

差し色だというブルーの壁紙が映えるトイレ。「好きな色ではあるんですが、増やしすぎるとポップになりすぎるので、そういうものは日常的に頻繁には目に入らない場所に置いてしまいますね。好きは好きでも主張しすぎないようにが大事ですね。」

洗面台は元々あったものを取り外して、組み直し。通常の賃貸では絶対見られない様なお洒落な出来栄えに驚かされました。

全て家で作業するため、キッチン上の収納にはDIY用のアイテムがびっしり。日頃から作られている様子が伺えます。「DIYはリビングで行うことが多いので、すぐに取り組みやすいようにと思って、この収納場所になりました。工具に限らず、家のものは使用する場所の近くに収納するというのは大切にしています。」

これだけたくさんDIYしていたら、もうやることなくなってしまうのではと思わされるすずさんのお部屋ですが、満足はいっていないそう。 「まだまだ理想としているものには、全然追いついていなくて、やりたいDIYはたくさんありますね。」

見て楽しめる収納法

お仕事柄、ただ収納するだけではなく見た目でも素敵なインテリアの多い、すずさんのお部屋。食器棚もあまり他でみないアンティークの一品。 「この食器棚は働いているお店の奥底に眠っていて、可愛いなと思い購入しました。ただ高さがないので、上は別で買った食器棚を使って高さを調整しています。」

「食器をはじめ、アイテムは目に見える場所に置いておかないと使わないと思うんです。せっかく気に入って購入しているものばかりなので、目に見える場所におけるような収納を目指していますね。」

お部屋の各所に置いてあるのがスツール、チェア。ついつい買ってしまうものの一つなのだとか。

「座るという目的でもですが、色々使い勝手が良いのがお気に入りで、単純にインテリアとしても使いたくて購入しています。」

すずさんが、インテリアにハマるきっかけになったという地元の骨董市で購入されたチェアはワークスペースに。一目惚れの一品だったそう。それぞれのチェアのデザインが偏ることなく、バラバラのデザインなのも印象的でした。

また、お部屋で印象的だったのが、植物やアートがばらけることなく、お部屋の中で1箇所に集中していること。ここには仕事柄の工夫がありました。 「お部屋の中がごちゃつかないように、見ていて疲れないように、アイテムは集中させる場所と何もおかずすっきりとした空間を作ることを意識しています。好きなものを固めることで、自分をリラックスさせる効果もありますね。」

植物が溢れる空間に

すずさんのお部屋には植物とドライフラワーがたくさん並べられています。 「植物は出かけた際に、都度気に入ったものがあったら、出会いだと思って購入してしまいますね。気付いたらここまで増えていました。」

鉢植えも様々な種類がありました。今のお部屋のきっかけはこの鉢植えだったそう。「実は鉢植えの方に先にハマって、好きで集めていたんですが植物がなくて悲しくなってしまって、最近になって一気に増やしてきました。」

リビングのみならず、寝室など他のお部屋にも最近は植物を置き始められたそう。

今は緑が増えてきているお部屋ですが、以前はドライフラワーで溢れるお部屋だったそう。「どうしても好きなものがその時、その時で偏ってしまって。ベランダスペースなどまだ手を付けられていないので、まだ使っていない鉢植えも活用しながら充実させていきたいですね。」

理想のお部屋を作るため、常にアイデアを集め、自ら動かれているすずさん。 多くのインテリアに仕事でも触れながら、欲しいものや色合いはまず自分で手掛けようとしている姿が印象的でした。 SNSのアカウント内でも、こうした工夫や考えをどんどん発信されています。 次伺う時はどんなものが、色が加わっているのか、とても楽しみなお部屋でした。

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