人の心に踏み込んでいくのは本来勇気がいることです。でも、中にはあまり臆することなく踏み込んでいく人も居ますよね。逆に親しくなっても、なかなか心に踏み込んでいかない浅い付き合いを求める人も居るでしょう。あなたは人の心に踏み込みやすい人でしょうか?
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.へび
2.アルファベットのZ
3.六角レンチ
4.椅子
1.へびに見えた人は「さりげなく踏み込んでいく人」
図形がへびに見えた人は、さりげなく踏み込んでいく人かもしれません。ずかずか土足で踏み込んでいくようなあからさまな踏み込み方はしないでしょう。でも相手が気が付かないうちにするりと踏み込んでいけるスキルを持った人かもしれません。
このタイプの人は、観察力に長けており、相手の本心を察するのが上手な傾向にありそうです。人となりを見極める力もありますので、人の懐に入り込むのが上手と言えるでしょう。相手も気づかないうちに心の中に踏み込んで、秘密にしていたようなことも引き出してしまっていそうです。
逆に、あなた自身はあまり人の心に踏み込まれるのは好きではなさそうです。自分はするりと踏み込んで色々な情報を得ますが、自分のこととなるとしっかりと扉を閉めて入り込まれないようにしているでしょう。入り込まれそうになると、上手にはぐらかしているのではないでしょうか。
2.アルファベットのZに見えた人は「人の心にはあまり興味がない」
図形がアルファベットのZに見えた人は、人の心にはあまり興味がないかもしれません。そのため、人の心に踏み込もうという気持ち自体がないのではないでしょうか。相手が何かを言えば、それを言葉通りに聞きますし、心の奥を覗きたい願望も少なそうです。
このタイプの人は、人は人自分は自分という考えを強く持っている人でしょう。うわさ話なんかもあまり好きではないかもしれません。誰かが心に隠していることを詮索するようなことをする必要性自体を感じていないでしょう。
あなた自身も心に踏み込まれるのはあまり好きではないでしょう。踏み込まれて詮索されると、嫌な気持ちになることが多そうです。特に本心を知ってもらいたいという気持ちもないでしょう。
3.六角レンチに見えた人は「少しずつ踏み込んでいく人」
図形が六角レンチに見えた人は、少しずつ踏み込んでいく人かもしれません。一番スタンダードなタイプで、時間をかけて少しずつ踏み込む範囲を増やしていくような踏み込み方をする人でしょう。関係性が出来るまでは、あまり深く掘り下げない慎重さがありそうです。
このタイプの人は、相手の気持ちも思いやることができ、自分の気持ちも大切にできるバランスの取れたところがありそうです。そのため、相手が望んでもいないのに心の中に踏み込んでいくようなことはしたくないと感じているでしょう。
詮索したい気持ちがあったとしても、いきなりグイグイいくようなことはしなさそうです。あなた自身も心の中に踏み込まれること自体への抵抗感は少ないですが、関係性がしっかりできていない人にいきなりずかずか入られるのは嫌だと感じるでしょう。
4.椅子に見えた人は「割とずかずか踏み込む人」
図形が椅子に見えた人は、割とずかずか踏み込む人かもしれません。人に対して常にフランクな人で、初対面でも前から知り合いのような態度をとれてしまう人でしょう。そのため、普通なら躊躇するような繊細な部分にも勢いよく入っていくところがありそうです。
このタイプの人は、裏表がなくはっきりした性格をしていそうです。あなた自身もあまり自分のことを隠そうとせず、どんどん見せていく人でしょう。腹の探り合いのようなことは苦手で、言いたいことは全てちゃんと言うさっぱりした性格をしていそうです。
相手の心が準備できていない状態でも、どんどん踏み込んでいきます。あまり見せたくないという人からはお節介だと嫌がられることもあるかもしれません。けれども、本心を見せたいのにうまく表現できない人にとっては、あなたのような存在が助けとなるでしょう。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース編集部