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カスタマーサポートにも注力。おもてなしの心とともに届けるフードデリバリー「Wolt」が、東京でサービス開始

  • 2020.10.25

コロナ禍において急速に発達した“フードデリバリーサービス”。ある程度市民権を得て、使いこなす人も多い中で、サービスにも注力しようとするフィンランド発のフードデリバリーサービス「Wolt」が東京でサービスをスタートした。現在は渋谷区、港区、新宿区、目黒区、世田谷区、品川区の一部にて開始し、登録している飲食店は約150店舗。今後、順次エリアを拡大するとともに、取り扱い店舗数も増やしていくという。

東京に、新たなフードデリバリーサービスが参入

フードデリバリーサービスは、従来からある出前に“配達代行”を加えたもので、日本でも「Uber Eats(ウーバーイーツ)」が代表的な存在になりつつある。
店側にとってのメリットは、配達用のバイクを持たない店でも商品の配達を代行してもらえる点。一方、ユーザー側は、注文した商品を指定した場所に配達してもらえるため、店舗に行かずとも人気レストランなどの料理を楽しめるのがメリットだ。

Woltは、2014年にフィンランドで創業し、現在、23か国100都市以上でサービスを展開中。日本では2020年3月に広島で提供を開始し、現在は、札幌や仙台でもサービスを提供している。そしてこの度、東京の一部エリアでもサービスがスタートした。

東京では、渋谷区、港区、新宿区、目黒区、世田谷区、品川区の一部にてサービスを開始。スタート時の登録店舗は約150店で、今後、順次エリアを拡大するとともに、取り扱い店舗も増やしていくという。

フィンランドならではの”温かみのあるおもてなし”

フードデリバリーでは後発と思われがちのWoltだが、実はサービス提供開始は、ほぼUber Eatsと同時期。
ライバルとなるUber Eats との差別化については、「フィンランドならではの“温かみのあるおもてなし”」を目指し、質の高いサービスを提供していくと宣言している。

実際のところ、従来のフードデリバリーサービスをめぐっては、「配達員が時間内に到着しなかった」「配達員と連絡が取れなくなった」「食事が玄関前に投げ捨てられていた」など、配達パートナーとユーザー間でのトラブルが絶えない現状がある。
Woltでは、こうしたトラブルが起こり得ることを前提としつつ、それをどう改善するかに注力していく。具体的には、交通安全ルール遵守などの適性テストに合格した人を配達パートナーに採用。その上で、問い合わせから1分以内に返信する“手厚いカスタマーサポート”を提供することでユーザーの不安を払拭できるよう尽力する。

そのほか、加盟店には北欧デザインの「Woltオリジナル紙袋」や、店が客への想いを綴れる「Thank you!カード」を提供するなど、Woltのファンになってもらえるような温かみを感じる施策を展開している。

サービスのクオリティが高い東京で勝負を賭ける「Wolt」。フードデリバリーサービスが定着しつつある今、一歩先をいく心遣い、ユーザーに寄り添ったサービスの提供はもちろん、ただただシンプルに、おいしいものを気持ちよく食べられる幸せを届けてくれそうだ。

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