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付き合いだしたらこう変わる「男の習性」とは?【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.73】

  • 2020.10.22

最初は向こうからガンガン攻めてきたのに、いざ付き合い出したら

「あれ?そんなに好きじゃなかったの?」

「え?もう好きじゃなくなった?」

と疑う女性は少なくないもの……。

でも心配は無用!その多くは女が勝手に不安がってるだけだから。

今回の恋愛スパルタ塾では「付き合いだしたら変わる男の習性」をレクチャーするよ!

男は付き合いだしたらこう変わるその1.LINEのやりとりが少なくなる

・「この頃は連絡するのはいつも私からばかり。前は返信も早かったのに今じゃ遅くてイライラしちゃう」(30代女性/建設)

・「彼からのLINEがなかなか来なくて何度もスマホチェックをしてしまう。前はもっとマメにくれてたし、チャットも続いてたのに」(40代女性/教育関連)

――LINEの返信速度や頻度は女を不安にさせる要因のひとつよね。

女はどこかでそれが愛情のバロメーターだと思ってるから……。

だからこんなふうにイライラしてしまう。

「忙しくったって返信くらいできるのに」

「なんで反応してくれないの?」

「え……たったこれだけ?」

はじめに彼のマメさに慣らされていた女性からしたら不満タラタラでしょう。

でも、付き合う前や付き合い出しの頃に男がマメなのは当たり前!!

つまり以前の彼はオーバーペースだったって話で、今は自分のペースに戻ったというだけ……。

彼のLINEが遅かったり間隔が空いてしまうと心がざわつくかもしれないけど、そもそも彼は報告魔、連絡魔、相談魔なわけではない。男はもともと面倒くさがり屋。

はじめからあなたが好きだっただけで、別にLINEのやり取りをするのが好きだったわけじゃないんだよ。

だからLINEのペースで彼の愛を疑うとかあり得ない。

LINEのやり取りでは自分が簡単に返答したりラリーができるからと相手にも同じことを求めないこと。

必要以上に心配しちゃうだけで、ろくなことがない(笑)

男は付き合いだしたらこう変わるその2.「好き」「愛してる」と言わない

・「付き合う前はあんなに『好きだ』の『愛してる』だの言ってくれてたのに、付き合って一年……今じゃ全く言ってくれなくなりました」(20代女性/アパレル)

・「『付き合って欲しい』と彼にコクられたときには、セットで『君が好きだ』とは言ってくれたものの、そのあと1度も言われてません。なんか悔しい」(30代女性/医療関係)

――「『好きだ』『愛してる』くらい言ってやりなよ!その一言で彼女が喜ぶんなら!!」

と、男性たちに言ってやりたいところだけど、軽々しくそういうことを言わないのが普通の男ってもの。

海外ならともかく日本の男なんてそんなしょっちゅう愛の言葉なんて使わない。

付き合う前や付き合い出した時こそ言ってくれるかもしれないけど、落とした今となっては女に「愛してる」という必要性がない(笑)

それに男たちはそういうことは「もうわかってる」と思ってるから……。

むしろ「え?そんなことイチイチ言わなきゃわからないの?アホか」とさえ思ってるよ。

「愛してる」なんて言えば言うほど胡散臭いって!だって男の本当の愛は「言葉より態度」に出るんだから。

車道側を歩いたり、送り迎えしたり、彼女が好きそうなメニューを選んだり、旅行を計画したり……そういう行動自体が男の愛だから。

男がこの先、愛の言葉を口にするとしたらそれは特別な時だけ!

プロポーズするとか記念日だとか……そうね「いざ」というとき使うのよ。

そうそう、浮気がバレたとか、彼女が激怒してる時とかにも「誰よりも愛してる」「本当に愛してるのはキミだ!」なんて言う。

神崎桃子から言わせれば、男が“すでに付き合ってる女”に「愛してる」と口にするのは、彼女のご機嫌を取りたいときや自分が後ろめたいことをしたとき(笑)

それが男というものよ。

男は付き合いだしたらこう変わるその3.「会いたい」「行くよ」がなくなる

・「楽しみにしていたデートなのに彼が仕事になってしまいキャンセル。『寂しいな』と伝えたら『仕方ないじゃん。また今度ね』とあっさり……。前は『早く会いたい』ってあんな言ってたくせに……」(30代女性/受付)

・「付き合い出した時は向こうから会いに来てくれてたのに、最近は彼の仕事が忙しくて私が彼の部屋に行くことが多くなりました。しかも彼からは『来てほしい』『会いたい』とは言ってくれないのが癪に障ります!私が行くというと『気をつけて来るんだよ』と言うだけ……」(30代女性/飲食店)

――どんなに仕事が大変でも、どんなに忙しくとも、恋に落ちたときは

「会わずにはいられない」

「なんとしてでも会おう」とするもの……。

でも、恋のはじまりと付き合い出して落ち着いた今では状況が違う。

「少しの時間しか会えないのなら互いの時間がちゃんと取れるときに……」と回すし、「そんな無理して会わなくとも信頼関係はできてる」と考えるのが男。

だから仕事にも集中したいし、おろそかにしてた自分の趣味や付き合いも再稼働したくなる。

男が女を最優先するのは手に入れるまで!(笑)

そのときは、睡眠時間を削っても、夜中であろうと、ほんの少しの時間でもあなたに会いに行ってたかもしれない。

だって「そのときがんばらなきゃ手に入らないもの」だからね~。

男の優先順位ってそんなもの。手に入れて安心したらもうムリはしない。

そして、相手にも決してムリはさせない。だから自分の要望は押し付けない。

「会いたい!」「来て!」「今から会える?」なんて自分から平気で言う男はあなたを本当に想ってない。

逆に「もう、遅いから帰ろう。送るよ」「今度キミの休みの前にゆっくり会おう」ってなる。

むしろ男の本心が分かるのは「今すぐに」という情熱的なセリフなんかじゃない!

「また今度に」と次回に繋がる言葉なの。

【神崎桃子の恋愛説法:男性は付き合うまでが頑張る生き物と心得て!】

付き合う前の彼と付き合い出した彼を比べないこと!

今まではあなたの気を引こうとして必死だっただけ……別に愛がなくなったわけじゃない。

男は好きな女を落とすまでは恋のベクトルがあがるもの。

付き合い出せばその勢いはダウンする(笑)

だからLINEや会う回数、愛情表現は減るのはむしろ当然。

ずっと恋愛にベクトルが向かってる男なんていないよ。

(恋愛事情専門家/恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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