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家族に「またこれ?」と言わせない がんばらなくても2品ちゃんとできる

  • 2020.10.19
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家族に「またこれ~?」と言われてしまう。定番食材を使い切れない。栄養バランスのよい食事を心がけたい。こんな人におすすめしたいのは、料理研究家の市瀬悦子さんの最新刊『2品献立、はじめました。』(大和書房)だ。

パスタやうどんなど一品料理は作れるけれど、おかずを組み合わせた献立となると、ハードルが高いと思っている人に向けたレシピ本。

家で食事をする機会が増えて自炊にも慣れたところで、むりなくステップアップができる。料理初心者でもおかず2品がすぐにできるよう、食材選びから調理法までわかりやすく解説してある。2品献立のメリットは、以下の3つ。

・自然とバランスよく食べられる
・食材を使いきれ、フードロスを避けられる
・おうちご飯がより充実し満足度が上がる

「味」や「食感」の違うおかずをバランスよく組み合わせ、調理法や調理器具を変えて同時調理ができることが最大のポイント。

主菜がこってり味のおかずならさっぱり味の副菜のように味つけがかぶらないようにメリハリをつける。主菜と副菜で使う野菜の種類を変える。例えば、主菜にホクホクしたじゃがいも、副菜にはシャキシャキした小松菜を使う。2品の味わいに違いが出て、満足度アップの献立になる。

本書で紹介されている「豚バラとなすのみそ炒め」と「キャベツのタバスコアボカドあえ」の2品は、豚バラとなすはフライパンで、キャベツは鍋でゆでて作る。同時調理ができるので、時短にもなる。相性のよい食材コンビ例もあり、冷蔵庫にある中で何か......と思った時に役立ちそうだ。

がんばらずにできる104レシピを掲載。初心者でもおいしくて作りやすい家庭料理をモットーにしている市瀬さんのアイデア、ぜひ参考にしたい。

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