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長女と次女。育てやすさの違いはこれだったのかも⁉︎ 吐く子と吐かない子の違い【猫の手貸して~育児絵日記~ Vol.25】

  • 2020.10.16
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ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは。6歳と2歳の姉妹を育てております、ぴなぱと申します。

今回は姉妹の育てやすさの違いについてのお話です。

次女が産まれて2年半が経ちましたが、その間私は次女に対して長女の時と比べ、とても育てやすさを感じていました。

もちろん初めての育児と2度目の育児という経験の差は大きいと思いますが、それ以外でもしかしてこの違いもあったのかもということに最近ふと思い当たったのです。

それはずばり。


長女は赤ちゃんの時からよく吐く子でした。吐く場面は決まっていて、ほとんどがこの3つのパターン。



たった3つの条件ですが、これがまあ大変なことでした。

まずミルク時代ですが…


満足する量かつ容量を少しでも超えてはいけないという、例えるなら目をつぶってコップにギリギリ一杯水を注ぐような作業でした。

足りなければ泣いて吐くし、少しでも飲みすぎるとそれはそれで吐くし、しかも吐くときは飲んだ分全部吐いてしまうのでまた一からやり直しという…。

ミルク時代は残すの前提で多めにミルクを用意し、かつ飲み過ぎにならないよう微かな拒否感を見逃さないようにあげていました。



続いて大変だったのは車での移動。


チャイルドシートで吐くと、体勢的に誤嚥や吐いたものを詰まらせての窒息の危険性がとても高いので、できるだけ吐く可能性の少ない条件で乗せていました。

主人と一緒のときは私が隣に座れるのでまだいいですが、私が運転して1人で乗せているときに吐くと対応も遅れてしまうのでかなり気を使いました。

実際そういう場面も何度かあり、そういうときはすぐ近くの駐車場か路肩に止めて確認しましたが、もし本当に誤嚥や窒息をしていた場合では命すら危ういので車に乗せるときはいつも緊張しました。


それから咳込んだときの話ですが、長女は喘息を持っているため定期的に発作を起こします。喘息の特徴でもありますが夜に咳が出やすく、寝ているときに咳込んで吐くこともしょっちゅうでした。


チャイルドシートと同じく寝ているときに吐くのも誤嚥や窒息の危険がかなり高いですよね。

長女の場合吐く前の咳き込み方に特徴があり、寝ているときにその音が聞こえたらすぐに身体を起こさせるか、間に合わなかったら顔だけでも横に向けて吐かせていました。

吐きそうでも自分ではまだ起きられなかったので、私が起きられなかったらと思うと発作が出ているときは寝るときも気が抜けませんでした。


そんな感じで、長女のときはとにかく吐くこと前提で先回りして用心することがとても多かったように思います。

一方次女はというと…





こんなに吐かない子がいるのかというほど、全く吐かない。

1回か2回体調が悪かったときに吐いたことがありますが、あまりに吐いた経験がないため自分が吐いたということと出たものに対し軽くパニックを起こしていました。

絶対はないにしろ基本的に吐かないとわかっているので、長女のときのような誤嚥や窒息の心配はほとんどありません。

長女は長く泣かせてしまうと吐いてしまっていたので泣いてもほっとくということはできませんでしたが、次女の場合ある程度泣かせていても大丈夫だと割り切ることができます。


もちろん泣かせていると良心は痛みますが、上の子がいることもあり待っていてほしい場面も多く、一刻を争うかもしれないという危機感が少ないのは正直とても助かります。


次女も喘息を持っているため発作が起きているときなどは「吐いたら少し楽になるのにな」と思うこともありますが、それでも吐かないというのは気持ちの面でとても楽です。

ちなみに長女も成長するにつれ吐く頻度はかなり減りましたし、今は吐きそうなときは事前に教えてくれるのでそういう意味でも楽になりました。


大人しかった長女に比べ次女はやんちゃで自己主張も強いので、性格的には次女の方が「育てにくい子」に分類されるのかもしれませんが、それでも長女のときより育てやすさを感じるのは、この「命の危険」の違いも大きいのかもしれないなと思っています。

(ぴなぱ)

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