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暴食を防ぐ簡単なコツは、「正当化させない」ことにある!?

  • 2020.10.12
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パーソナリティ&社会心理学専門誌『Personality and Social Psychology Review』に掲載されたレビュー論文によると、食べすぎを防ぐコツは考えすぎないことにあるという。今回は暴食の防ぎ方についてご紹介。

「人間は屁理屈を並べるのが上手です」と話すのは、この論文の著者でオランダのユトレヒト大学のジェシー・デウィット=ユーベル博士。私たちは食後のあとのデザートや買わなくていい物などを、必要なものであると自分に言い聞かせてしまう。その理由を探る研究は増える一方だろう。「正当な理由もないのに自分自身を甘やかしたら、あとで後悔することになる。そう思っている人は多いですね」。でも、これは真実からかけ離れた嘘だという。正当な理由をつけて高カロリーなものを食べたところで、楽しめるわけではないという研究結果も存在するようだ。

「今日は特別だから」というのも正当な理由ではあるけれど、「昨日は特別な日だったから」という理由をつけて翌日も食べたくなったときは、次の質問に答えてみよう。

1.今日は本当に特別にしていい日? 2.それでダイエットや自分の目標に近づけるの?

「1つ目の質問に対する答えがイエスでも、2つ目の質問をすることで暴食を防げるかもしれません」とユーベル博士。

つまり食べるか迷ったときに、自分の考えは正しいと思って食べてしまったら、それは自分を賢く甘やかしているということだ。考えてもいいのは、目の前で一緒に過ごしている家族や友人のこと。もし暴食を抑えたいなら、自分を正当化させる理由はなるべく考えないようにしてみよう。

※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。

Text: Nina Elias Translation: Ai Igamoto

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