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東京の街全体がアートミュージアム化する12日間。「DESIGNART TOKYO」が開催

  • 2020.10.10

今年で4回目となる、「DESIGNART TOKYO(デザイナート トーキョー)」」は、表参道、原宿、渋谷、六本木、そして銀座、新宿という東京を代表する繁華街をジャックしてアーティストの作品を展示するデザイン&アートフェスティバルだ。10月23日(金)から12日間、渋谷・青山・六本木など東京の街を会場に、デザイン&アートの祭典が繰り広げられる。

日本初ストゥディオ・ペペのデザイン作品をポエティックに紹介しながら、架空の建築をインスタレーションする「Desiderio/デジデリオ」。Harumari Inc.

デザインとアートを横断する、感動を与えてくれるモノやコトを新たに定義した言葉、「デザイナート(DESIGNART)」。世界屈指のミックスカルチャー都市である東京を舞台に、世界中からアートやデザイン、インテリアやファッション、フードなどさまざまなジャンルのモノやコトが集結し、街を回遊しながら新しい発見をすることができる貴重な機会だ。パンデミックの影響もあり例年とは少し状況が異なる今年は、バーチャル展示やデジタルガイドブックなどのオンラインやインテリアをより強化して行われるという。

当イベントの開幕を飾るオープニングセッションでは、「Creative for the future ~クリエイティブで切り拓く未来への架け橋」をテーマに、芸術やデザイン、建築、テクノロジーといったジャンルの第一線で活躍するクリエイターを召集。これからの未来に本当に必要なものをオンラインで議論する。

また、在宅ワークが定着し、今まで以上にインテリアを見つめ直した人は多いはず。そんな背景を受けて建築家の神谷修平氏が新たなホームオフィスを定義する「NEW HOME OFFICE EXHIBITION」など、今だからこそ出会えるコンテンツに注目だ。スチール製のフレームに3点の細いケーブルで座面を吊るす事により驚くべき座り心地を実現した、次世代のラウンジチェアを提案してくれる。

その他にも、個性的なアーティスト作品による展示や新作発表やプレゼンテーションも開催。体験イベントのなかには事前に予約が必要なものもあるので、ぜひ公式サイトから詳細をチェックして欲しい。

さらに今年の「DESIGNART TOKYO 2020」では、高画質で空間内を360°見渡す事が出来るクラウドシステムを導入しており、オンラインでの作品閲覧・購入も可能。出展者のプレゼンテーションや、カンファレンスの動画配信もあるので、遠方在住の方も必見だ。

時代を強く反映し、メッセージ性がより強まった今年の「DESIGNART TOKYO」。エネルギッシュな最先端のアートは、きっと明日を生きる活力となってくれるだろう。

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