線路街に旅館、カレーフェス…。週末はますますカオスになった下北沢へ

サブカルチャーの聖地として若者から絶大の支持を集め、今年は線路跡地の開発から生まれた新しい街「下北線路街」が誕生。目まぐるしい進化を遂げている下北エリアの最新情報をキャッチアップして、週末の“シモキタ散策”を楽しもう。

「BONUS TRACK」が10月からグランドオープン

下北沢エリアで最も注目を集めるのが、今年4月に誕生した新たなスタイルの商店街「BONUS TRACK」。飲食店や物販店、コワーキングスペース、シェアキッチン、広場が並び、この場所を訪れる人自身が、この場所のカルチャーを新たに作っていくひとりになる、そんな仕掛けがたくさん用意されている。

そのひとつが、10月10日（土）～22日（木）に開催される「BONUS TRACK DARUMA AUCTION」だ。イラストレーターやデザイナーなど様々なアーティストが制作した、BONUS TRACKのロゴイメージでもある「だるま」をモチーフにした作品が展示される。気に入った作品はオークションで購入することが可能。落札価格からサービス利用料などを引いた額の半分は、日本財団による新型コロナウイルス緊急支援募金に寄付されるので、手軽に社会貢献ができるのも嬉しいポイントだ。

「下北沢カレーフェスティバル」は10月18日（日）まで開催

散策途中の腹ごしらえに打ってつけなのが、現在開催中の「下北沢カレーフェスティバル」。インドカレーやタイカレー、欧風カレー、スープカレーなど、多種多様なカレーが味わえるまたとないチャンス。下北沢駅東口・中央口改札前ではスタンプラリーのエントリーが行われているので、オリジナルTシャツなどの景品を目当てに参加してみるのもオススメだ。

「由縁別邸 代田」では日帰り入浴が10月12日（月）から可能に

世田谷代田駅から徒歩1分という好立地にひっそりと佇むのが、温泉旅館「由縁別邸 代田」。こちらは都心にいながら箱根の「小田急 山ホテル」から運ばれた自家源泉「芦ノ湖温泉 “つつじの湯”」を満喫できるのが最大の魅力。10月12日（月）からは日帰り入浴の利用がスタートするので、散策でかいた汗をさっぱり流しつつ、日々の疲れをリフレッシュすることができる。

湯上りには、館内にある料飲施設でひと休み。本格割烹が堪能できる「割烹 月かげ」と、本茶専門店のしもきた茶苑大山がセレクトした茶を味わえる「茶寮 月かげ」は、どちらも上質なひとときが味わえる名店。その日の気分に合わせて店を選び、贅沢に“シモキタ散策”を締めくくろう。