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なんと読む?「吉丁虫」縁起が良さそうなこの虫、読み方の正解は...!

  • 2020.10.15
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今回は「吉丁虫」の正しい読み方をクイズで出題します!

「吉」という漢字が入っているので縁起が良さそうな感じがしますが、何と読むのでしょうか?

これから紹介するヒントをもとに答えを考えてみましょう!

「吉丁虫」の正しい読み方は?

ヒントは以下の3つです。

① 全体的に緑色をしている

② 色が美しいことで知られている

③ 体長は3~4㎝

答えは決まりましたか?

それでは正解を発表します。

正解は「たまむし」でした!

「吉丁虫」の特徴

吉丁虫は細長い形をした昆虫で、緑色の金属光沢があります。

見る角度によって色が違って見えるという珍しい性質があるのも特徴です。

「どのようにも解釈できて、はっきりしないもの」の例えを「玉虫色」というのは、この性質から来ています。

成虫は6月~9月によく現れて、特に日差しの強い日に活動します。

「吉丁虫」は国宝に利用されている!

吉丁虫の上側の硬い羽根は、死んだ後でも緑色の金属光沢を失いません。

その性質から、法隆寺が所蔵する国宝「玉虫厨子(たまむしのずし)」の装飾として使われました。

装飾に利用するくらいですから、昔の人たちも吉丁虫を美しいと感じていたのでしょうね。

しかし現在では、吉丁虫の装飾はほとんどなくなっているそうです。

まとめ

いかがでしたか?

「吉丁虫」は「たまむし」と読みます。

吉丁虫を見かけることがあれば、ぜひこの記事で紹介した内容を思い出してくださいね。