「かない？」と思った方は不正解！簡単なのに読めない漢字、正解は？

「使われている漢字は簡単なのに、正しい読み方がわからない。」

そんなことがよくあると思います。

今回はその漢字は簡単なのに、なかなか読めない「果無い」という言葉の読み方クイズです。

あなたは「果無い」を正しく読むことができますか？

「果無い」の読み方を発表する前にヒントをお伝えします。

ヒントは「束の間であっけないさま。」、「不確実であったり見込みがなかったりして、頼りにならないさま。」という意味を持つ言葉です。

「○○○い命」、「○○○い恋」というようによく使われます。

もうわかりましたか？

では、正解を発表します。

正解は…

「はかない」です！

「はかない」は「儚い」や「果敢ない」と表すことも多いですが、「果無い」と表現することもできます。

現代では「果無い（はかない）」は「束の間であっけないさま。」、「不確実であったり見込みがなかったりして、頼りにならないさま。」という意味を持っています。

ですが、昔はこれらとは全く違う意味があり、たくさんの意味が「果無い（はかない）」にはありました。

具体的には以下の5つの意味がありました。

1. めどがつかない。見通しがはっきりしない。

2. 無駄である。

3. 取るに足りない。

4. 思慮分別が足りない。未熟である。また、愚かである。

5. 粗末である。

「愚かである。」や「粗末である。」という意味は、今の「果無い（はかない）」の意味からは想像がつきませんよね。

よければ、この機会に「果無い（はかない）」の元々の意味も豆知識として覚えておいていください！