1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 一人暮らしでも貯金は増やせる!私が実践した節約&貯蓄術

一人暮らしでも貯金は増やせる!私が実践した節約&貯蓄術

  • 2020.10.2
  • 18503 views

社会人になり1人暮らしを始めた頃、出費がかさむばかりで貯金できない日々に悩んだ私は、一念発起してさまざまな節約術に挑戦。毎月やりくりして、貯蓄を増やすことに成功しました。
今回は、私が実践した節約&貯蓄術を3つのポイントに分けて紹介します。一人暮らしで効率良く貯蓄したい人は、参考にしてみてくださいね。

STEP1 貯蓄できる地盤づくりをする

闇雲に節約を始めても効率が悪いと感じていた私。そこでまず、自分がどのくらいお金を使っているか、無駄な支出がないかを確認するなど、貯蓄するための地盤づくりを始めました。

本当に必要な支出はいくらかリストアップ

1人暮らしを始めて思ったのが、自分が毎月一体いくら使っているのかを把握できないということです。買いものへ行けば気が大きくなって余計なものを買っていたり、外食の回数が多く、食費が予想していた金額より増えていたりしました。

このような状態では、無駄な支出ばかり増えて貯金などできません。
そこで、毎月の収支を把握するために、固定費(家賃や光熱費)・変動費(食費・洋服代)をリストアップ。いくら使っているのか、無駄な支出はないのかを確認しました。

リスト化すると娯楽費にお金をかけすぎ、食費がかさんでいるなど、節約すべきポイントを見つけられます。さらに貯蓄目標額を設定することで、何をどのくらい節約すれば良いかを明確にできました。

新しく貯金専用の口座を開設した

リストアップして見えてきたのが、「変動費にお金をかけすぎている」ということです。理由の1つとして、財布にお金がなくなると口座から下してしまうことが挙げられました。いつでもお金が使える状況を作っていると、欲しいものがあるとついつい買ってしまいがちです。

そこで「ついつい使う」ことができないよう貯金専用の口座を新しく作り、そこに先取り貯金をしました。いつも下せる口座にお金がなければ、無駄な支出を減らせると考えたのです。

買いものするときはポイント還元率の高いお店を選ぶ

毎日の買いものでも何か節約できないかと思った私は、ポイント還元を上手に活用しました。さまざまなお店で購入代金に応じてポイントが還元されるサービスが行われていますが、お店によってはポイント制度がないところもあります。今までは買いたいものを買いたいお店で購入していたのを、ポイント還元があるお店、また還元率が高いお店を選ぶように徹底したのです。

また、ポイント還元のないお店や還元率が低いお店で欲しいものがある際は、ネットショップを活用。複数のお店が集まっている「楽天市場」なら、どこの店舗で買ってもポイントがつきますよ。さらに同じサイト内の店舗であればどの店舗でもポイント利用可能。貯めやすく使いやすいのでおすすめです。

貯めたポイントで買いものをすればその分安く買えたことになりますが、ポイント割引で買いものをするといくら節約できたか分かりにくくなります。そのため私は、もらったポイント分と同じ金額を自分の財布から貯蓄専用口座に入れて、節約できたお金を分かりやすくしました。これで無駄使いやせっかくたまったポイント何に使った?というのがなくなりました。

STEP2 食費を節約!無駄な買いものはしない

食費は必要不可欠な支出ですが、節約を心がければ出費を抑えることが可能です。一人暮らしで私がモットーにした買いもの節約術を紹介します。

食材の買い出しは、必要最低限のお金しか持っていかない

収支把握をし、貯金目標額が決まれば食費にかけられるお金も自ずと分かってきます。まず収入から固定費を引いたお金から、食費を割り出しましょう。このとき食費専用の財布や封筒を作っておくと、一目で何のお金か分かります。

買いものに行くときは、この食費専用のお金から必要最低限の金額を持っていきましょう。この方法ならば無駄なものを買わずにすみます。

買いものを毎日→週1~2回にした

食費節約のために合わせてしたのが、買いものの回数を減らすこと。毎日買いものに行けば、必要のないものを買ってしまうリスクが上がります。そのため、買い出しは週1~2回に決めて、本当に必要なものだけを買うようにしました。

買いものに行くお店は大型スーパーではなく、ディスカウントショップや安いと人気のスーパー。同じ商品を買っても値段が大幅に違うことがあるので、少しでも安くたくさん買いものができるお店選びが肝心です。

また、週1回の買いものだとまとめ買いになるので、冷凍できるものは冷凍庫で保存するのが鉄則。この方法で、食費がそれまでの半分程度まで抑えられました。

仕事場にはマイボトルや手作りお弁当を作って行った

外回りの仕事だったので、ついついコンビニやスーパーで昼食や飲みものを買う癖がついていた私。お店で購入するとお弁当+飲みもので1,000円程度かかることもしばしばでした。しかし節約生活をはじめてからは、手作りお弁当とマイボトルを持参することで、食費を抑えることに徹しました。

STEP3 固定費を見直す

家賃や光熱費といった固定費は、節約しにくいと思いがちです。しかし、固定費が下がれば、毎月の支出を確実に抑えられます。

携帯電話の会社を変えた

大手キャリアと契約していたころは、月々1万円程度の通信費がかかっていました。固定費は毎月必要なお金なので、この費用を抑えると貯蓄できる割合も増えます。私は、格安SIMに変更したところ、毎月の通信費が半額以下になりました。

「毎月かかるものだからしょうがない」と思わず、固定費こそ節約できるところがないか?と、再度チェックすることが大切です。

ちょっとした電気代にも気をつけた

固定費の中でも、やり方次第で節約できるのが光熱費。中でも、頻繁に使う電気は少しでも料金を安くしたいもの。使わないことが一番ですが、節約生活であまりにも自分を追いこんでしまうと長続きしません。

そこで毎日コツコツできる節約術に挑戦しました。

1.マメにコンセントプラグを抜く
年間消費電力の6%が「待機電力」といわれるほど、スタンバイ状態にしている家電の電気代は、日々は小さなものでも積み重なると意外と大きな出費になります。さらに1人暮らしだと、日中は仕事で家にほとんどいないので待機電力はかさむばかりです。

私は毎日、出勤前に必要のない家電のコンセントプラグを抜くことで、待機電力を減らす工夫をしました。

2.消費電力の高い家電の使い方を工夫する
消費電力が高い家電には、エアコンやテレビ、冷蔵庫、炊飯器などが挙げられます。私はまず、エアコンを効率良く使うためにサーキュレーターを導入!サーキュレーターを使えば部屋全体に空気の流れを作れるので、夏も冬も快適。夏はエアコンの設定温度を上げられたので、電気代を抑えられました。

また、炊飯器も消費電力が高いとのこと。そこで、お米はなるべくまとめて炊いて保温はせずすぐに電源オフ&プラグを抜きました。炊いたお米は小分けにして冷凍保存。保温の際の無駄な電気代を使わないよう工夫しました。

目標を立てて継続しよう

1人暮らしで貯蓄をするには、収支を把握し無駄な支出を減らすことが重要です。しかし目標がなく貯蓄していては、辛いばかりで長続きしません。貯蓄を始める前に、お金が貯まったらどうするか、何のために貯蓄したいかといった点もよく考えてみるのがおすすめです。今回紹介した技を参考に、自分なりの節約術&貯蓄術を見つけてみてくださいね。

文:森えり
監修者:ファイナンシャルプランナー歴5年 北野小百合

元記事で読む
の記事をもっとみる