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それって本当に理想なの?!「何でも言い合える仲」に潜む危険なワナ

  • 2020.10.1

何でも言い合える仲は、カップルの理想の形における代表格であり、それが魅力となって結婚を決意したケースも多々あるでしょう。しかし、メリットだらけに思うことにもデメリットはあるもので、何でも言い合える仲においてもそれは例外ではありません。

確かに、何でも言い合える仲が魅力的であることは間違いないでしょう。ただ、その魅力だけにとらわれず、そこにあるデメリットも知っておきましょう。

そもそも、本当に何でも言い合えるのか

何でも言い合える仲を自称するカップルでも、実際にはそうではないケースがあります。何でも言い合える関係になるにはそれなりに長く付き合う必要があり、知り合って間もない相手に本音を言える人はまずいないでしょう。

ただ、長く付き合うと逆に本音を言いづらくなることもあり、「何でも言い合える」を理由に結婚したはずが言えなくなり、理想と全く異なる結婚生活になってしまう可能性もゼロではありません。

(1) 相手を知るほど本音を言えなくなる罠

付き合った男性と何でも言い合えるとして、付き合いが長く続けばその男性をより理解するでしょう。そしてその結果、男性が「夜は一人でゆっくりしたい」と考えていることがわかるとします。しかし、そうなるとその瞬間から夜に男性を誘うことができなくなります。なぜなら、男性がその時間に誘われることを嫌だとわかってしまったから。

つまり、何でもわかりあえる、言い合える関係だとしても、実際には相手を知るほど本音は言いづらくなってしまうのです。

(2) 愛情を示す言葉は言いづらい罠

女性の悩みとして、「彼氏や夫が愛情を示す言葉をかけてくれない」というのがありますよね。女性は男性に対して愛情を言葉にしてほしいと思うもの。しかし、何でも言い合える仲ならそれが叶うと思うのは大きな間違い。多くの場合、何でも言い合えるの「何でも」に愛情を示す言葉は含まれておらず、やはり「好きだよ」「愛してる」を素直に言えないケースは多いのです。

むしろ何でも言い合えるからこそ「わかってるだろ」と男性は愛情を言う必要性を感じなくなります。なので、何でも言い合える男性と付き合ったとしても、「彼氏や夫が愛情を示す言葉をかけてくれない」といった悩みはおそらく解消されないでしょう。

何でも言い合える仲だとケンカになりやすい

何でも言い合える仲だとケンカも起こらないように思えますが、実は逆。むしろ、何でも言い合える仲の方がケンカになりやすいのです。確かに、何でも言い合えないのはお互い遠慮している証であり、お互い遠慮している関係では仲が良いとは思えないかもしれません。

しかし、遠慮する気持ちがあるからこそ二人の関係が良好に保たれているケースもあり、何でも言い合える仲はむしろケンカになりやすいのです。

(1) 「何でも言い合える=気遣いが不要」と解釈しがちな罠

何でも言い合える仲だと、文字どおり何でも言えてしまうため気遣いができなくなります。そのため、時には相手を傷つけてしまったり、怒らせてしまったりすることもあるでしょう。「これを言ったらマズい」と思えなければその言葉を言ってしまい、そうするとケンカになってしまうのです。

「何でも言い合える」と「相手の気持ちを考えずに話す」は決してイコールではありません。いくら何でも言い合える仲でも相手の気持ちを考えた言動は必要で、それを理解していなければ付き合いも長くは続かないでしょう。

(2) 「価値観の違い」が致命傷になる罠

価値観は恋人や夫婦の相性を診断する上で大切な要素です。実際、価値観の違いが理由で彼氏と別れに至った経験のある女性も多いのではないでしょうか。ただ、一方で価値観の違いを実感しながらも良好な関係を維持できているケースもあり、「価値観が違う=別れる」と解釈してしまうのは極端すぎますよね。

しかし、何でも言い合える恋人や夫婦の場合、価値観の違いは致命傷になります。何しろ、お互いが常に本音で話しているわけですから、その分だけ価値観の違いを実感するケースも多く、それは「この人とは合わない」と思ってしまう機会が多くなることも意味するからです。

確かに、何でも言い合える仲の男女が付き合えば長続きしやすいかもしれません。ただ、実際にその関係が実現した時、思っていたような関係が築けないケースがあることも事実です。

例えば、相手を深く知ることで本音が言えなくなるケース、何でも言い合えても肝心の言葉は言えないケースなどもあるでしょう。また、何でも言い合える関係だと必然的に意見が衝突しやすくなり、ケンカが多くなってしまうことも考えられます。

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