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『笑顔が人を引き寄せる! 元なでしこジャパン・丸山桂里奈さんに学ぶ、笑いの絶えない家庭の作り方』婚活アドバイザー、植草美幸(第110回)

  • 2020.10.1

祝・結婚! 元なでしこ丸山桂里奈さんの素顔


こんにちは、結婚相談所マリーミー代表で婚活アドバイザーの植草美幸です。

元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈さんがご結婚されましたね。おめでとうございます! お相手は同じく元サッカー日本代表で19歳年上の本並健治さんとのこと。同業者で年上ということで、“無邪気な自由人”丸山さんの最大の理解者となったことは想像に難くなく、まさにぴったりのお相手だと感じます。

実は私、某テレビ番組で丸山桂里奈さんと共演したことがあります。本番前にトイレですれ違ったときに会釈をしてくれたのですが、その後、スタジオ入りして再会すると「あ! さっき植草さんのこと、山本リンダさんだと思ってました~!」と言ったのです(笑)。本当にテレビに出ているときと同じ、かなりの自由人! 素直で純粋で、子どもみたいに可愛い“天然さん”で、周りを笑顔に変えてしまうキャラクターはそのまま。

さてさて本題です。彼女は結婚後のインタビューで「笑いの絶えない家庭を作りたい」とコメントしました。「あなたなら絶対大丈夫!」と全国の視聴者が太鼓判を押したワケですが、この言葉、婚活業界でもとてもよく聞くフレーズなんです。

私の結婚相談所ではご成婚が決まったカップルに、結婚の決め手やどんな家庭を築きたいか毎回インタビューをしているのですが、30人に1人くらいは答えます。でも、丸山さんのように生きているだけで周囲を笑わせる人ばかりではありませんから、それなりの努力も必要。そこで今回は、面白くなくてもギャグセンスがイマイチでもできる「笑いの絶えない家庭」の作り方についてお伝えします。

1 まずは自分が笑顔で接すること。否定的にならない

会話が苦手で表情がカタイ男性はまだまだ多いもの。まずは女性の方から明るく、笑顔で接することを心掛けて。悪口や陰口はもちろんNG。会話の中で「でも」「だって」「~けど」などの否定的な言葉を控えることで、会話の内容も明るく印象づけられます。相手と意見が違うときは、「そうなんだ、私は○○だなぁ」と相手の意見を受け止めた上で、自分はこう思うと伝えるのがいいでしょう。

2 会話は楽しく! 女のコ言葉&仕草で

面白い会話で笑顔を引き出したいとはいえ、あまりにも色気やムードがなくなってしまうと恋愛に発展しにくくなってしまいます。そんな時は「~なの」「~ね!」などの女のコ言葉や「わぁ、わ~、スゴ~イ」などの感嘆詞を織り込みつつ、顔まわりや口元に手を置く「可愛い仕草」を意識して。「話が面白くて盛り上がった」と「可愛い女のコと話した」という印象を両立することは可能です。

3 ポジティブな感想をたくさん言う

「楽しい」「嬉しい」「美味しい」「可愛い」などのポジティブな感想はストレートにどんどん言葉にしていきましょう。デート中の食事やレジャーなどで目についたものを実況中継する気持ちで話していくと、話題が途切れることもなくシーンと盛り下がることもありません。相手男性がはじめはつまらなかったとしても、あなたのポジティブな言葉で場が盛り上がれば、良い空気に流されて明るいデートになっていきます。

4 失敗例も隠さず、楽しく話す

自虐を言って自分の評価を下げるのはよろしくないのですが、失敗談を楽しく話せるスキルは長い結婚生活で「失敗してもOK!」「大丈夫だよと言い合える」イメージができるので良い傾向です。例えば、「この写真見て! くまさんクッキーを作りたかったけど、おばけのパンになっちゃったの~(笑)」という風に伝えれば、料理が苦手という自虐よりもけなげで可愛い、楽しい雰囲気になりますよね。

5 お互いの子どもの頃の話は鉄板

女性がやりがちな「友達の友達の話」や「お母さんの話」など、男性が知らない人の話をダラダラされても、ひとりよがりで退屈ですし、悪口や批判に聞こえてしまうことも。せっかくなら、自分の子どもの頃の話をして相手の子どもの頃の話も引き出してみましょう。これにより人柄や育ちも分かって、あるある話も多いため盛り上がる、一石二鳥な話題です。誰もが無邪気で可愛い時期のお話ですから、雰囲気も和んで笑顔を誘うこと間違いなしです。

CASE
女性30歳・養護施設職員 ♡ 男性38歳・研究職

男性は年収800万円の研究職。とてもまじめな性格ですが、ちょっと内向的なところがあり、仕事柄、人と接する機会も少ないタイプ。そんな彼に合うお相手としてピンと来たのが、子どもの養護施設の先生として働いているこの女性でした。これまでの経験上「コミュ力低い、暗い、話題が少なくて話がつまらない」というタイプは、企業で働くバリキャリ女子とは相性サイアク。その一方で、研究職男子と先生系女子は相性がいいことが多いんですよね。

紹介した当初は、男性の方が「正直タイプじゃない」と言っていたのに、成婚後に話を聞いてみると「彼女と笑いの絶えない家庭を作っていきたい」と言ったのです。

彼女は仕事柄、純粋な子どもたちの世界に身を置いていることもあり、いつも笑顔でニコニコ、初対面から相手をリラックスさせるような、人当たりがよくて優しいオーラが出ています。彼がデートの時間を作ると「来てくれて嬉しい!」、疲れていると「頑張っていてスゴイなぁ」、「そんなことができるなんて頭いい!」とストレートな誉め言葉をくれたのだとか。それによって、彼はだんだん自信がついて前向きになっていくのが分かりました。パートナーとなった人に認めてもらうことで、自分の気持ちを伝えることを恐れなくなり、笑顔だけでなく会話の絶えない家庭を築けているのだとか。あの暗かった彼とは別人! 暗い人でも結婚によって笑顔を得ることもできるんですね。

笑顔の絶えない家庭は「幸せ」のイメージそのもの。目指したい人は、ぜひ結婚前のデートから実践してみてくださいね。

*個人情報保護のため、一部アレンジしています。

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