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40歳を過ぎて代謝率が低下......。体重増加は避けられるの?

  • 2020.9.30
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40歳を超えてからの中年太りは絶対に避けられないとよく言うけれど、状況は変えられる様子。それも意外と簡単に。20代~80代までを対象に行った研究結果をみていこう。

年を取ると、確かに代謝が悪くなる。これは筋量が(30歳以降は10年ごとに最大8%、50歳以降は最大10%)低下するから。「30代と40代では0.2kg、50代では0.5kgの筋肉が毎年失われます」と話すのは、米クインシーカレッジの運動生物学者、ウェイン・ウェストコット博士。その理由はハッキリしていないけれど、年を取ると筋肉がつくられるより速いペースで筋肉が分解されるから、というのが有力な説。筋肉は代謝を活発にするので、筋量の低下と共に代謝率も低下する。

この状況を変えるには? 「もっと筋肉をつけること」だそう。 これまでの研究結果は、25分間のウエイトトレーニングを週2回行えば、代謝率を維持するだけの筋肉がつけられることを示している。21~80歳の成人1,600名以上を対象としたウェストコット博士の研究でも、週2回のレジスタンストレーニングを10週続けると、約1.4kgの筋肉がつくという結果に。「これで体が6歳若返ったことになります」とウェストコット博士。この研究の被験者たちは、8~12回でヘトヘトになる重さのウエイトで12種類のエクササイズを1セット行った。しかも、被験者の年齢にかかわらず似たような結果が出たそう。

※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。

Text: The Editors Of Prevention Translation: Ai Igamoto

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