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広島で誕生した「新しい平和学習」の形 若者たちが中学生にメッセージ

  • 2020.9.29
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[みみよりライブ5up - 広島ホームテレビ] 2020年9月17日放送分で、若い世代が平和公園を案内する平和学習ツアーについて取り上げていました。

被爆者の高齢化が進む中、20代を中心とする若い世代が平和公園を案内する平和学習ツアーが17日から始まりました。

ツアーとワークショップを行うのは、普段は別々に平和活動をしている20代を中心とするメンバー。

1回目のツアーは東広島市から中学3年生約130人が訪れ、グループに分かれて平和公園を案内しました。

 広島で平和活動をする若者たち(ピースカルチャーヴィレッジのウェブサイトより)

生徒とガイドが話し合う時間も

この平和学習では説明だけではなく、生徒と年齢の近いガイドが、当時の状況を想像しお互いに話し合う時間を用意しています。

ガイドを行った「ピースカルチャーヴィレッジ」の住岡健太さんは「少し上のお兄さんお姉さんが平和の活動をしている。だからみんなも何か平和に向けてやれることがあるし、そこを選んでもいいんだよというメッセージが伝えられたらいいなと思っています」と話していました。

この平和学習はボランティアではなく有償としていて、若い世代がガイド活動を続ける際に課題となっていた金銭面を解決し、平和を仕事にすることを目指しているということです。

ボランティア活動ではやはり限界があるので、有償にしているのは良いことだと思います。話し合いの時間を設けているのも学生たちが質問しやすくていいですね。

(ライター:momiji)

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