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新緑が美しい湧水のほとりでひと息。国分寺「史跡の駅 おたカフェ」

  • 2015.5.13
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名水百選の湧水が流れる東京・国分寺の「お鷹の道」は、都内有数のヒーリングスポット。その小川のほとりにある「史跡の駅 おたカフェ」では、地元産の農産物を使ったおいしいメニューがいただけます。さわやかなこの季節の散策にぴったりですよ。

武蔵国分寺跡にある湧水の里のカフェ

JR西国分寺駅の南口から徒歩15分。名水百選に選定された「お鷹の道・真姿の池湧水群」の小川沿いに、「史跡の駅 おたカフェ」はあります。駅からの道には広場のある武蔵国分寺公園があり、史跡や湧水ポイントにも立ち寄れるので楽しくおさんぽできます。

この一帯は、地名の由来でもある武蔵国分寺が置かれていた付近で、江戸時代には徳川家の鷹狩り場でもあった緑豊かな場所。近くには湧水が流れて小川をつくり、その脇の小道は「お鷹の道」と名付けられ、散策におすすめです。

歴史散策の拠点となる「史跡の駅」

江戸時代の名主の屋敷跡を、庭園や資料館にした「おたかの道湧水園」。その向かいにある「おたカフェ」は、入園チケットの販売をはじめ、史跡地域の魅力を発信する「史跡の駅」としての役割も担っています。

地域を活性化させるカフェ

「おたカフェ」を運営しているのは、国分寺の地域活性化のために活動している東京経済大学尾崎ゼミや、高浜さんご夫妻、現場マネージャの菊地さんなどを中心としたメンバーの方々。屋台のスタイルで始まり、カフェをスタートしたのは2009年からです。

メニューは、高浜さんの奥様がプロデュース。地元の野菜や果物を使った料理やスイーツをはじめ、スパイス料理の知識を生かしたカレーも評判です。

「地場果実ジャムのトースト」(400円)は、市内の人気ベーカリーで焼かれた天然酵母のパンに、国分寺で採れたジャムをつけて味わう素朴な逸品。ジャムはアンズやイチゴなど、10種類ほどから好きなものを選べます。

国分寺で採れた季節の野菜を、スープでいただきます♪

散策の合間なら、ほっとできるスープもおすすめです。「季節野菜のポタージュ」(430円)はカボチャやサツマイモ、春菊、小松菜など、季節によって素材が替わるスープで、国分寺で採れた栄養豊富な旬の野菜が体を元気にしてくれます。

帰りはお店から徒歩20分のJR国分寺駅へ向かい、駅前の殿ヶ谷戸庭園をめぐるコースにしている人も多いそうです。晴れた日だけでなく、雨の日もしっとりとした小道の緑が美しく、趣がありますよ。

都内とは思えないような緑の散歩道がここにはあります。自然と歴史を訪ねて、カフェでやすらぎのひとときを過ごしてみましょう。

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