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投資1年目に経験した私の失敗・成功談!2年目の今心得ていること

  • 2020.9.24

NISAや積立NISAなど、投資において新たな取り組みがされている近年、株式投資を始める人が増えています。私もその中の一人で、2018年11月に証券口座を開設。現在は投資2年目になります。そんな私も1年目には投資で数々の失敗を経験し、たくさん反省をしてきました。
この記事では私がした失敗談や、そこから学んだことをご紹介していきます。

投資を決意して最初にしたこと

私が投資をするきっかけになったのが「老後2,000万円問題」です。漠然とした将来の不安と、このまま貯金だけしていくより何か良い運用方法はないのか…。と考えた結果、株式投資に行きつきました。そこで、私がまずとった行動をご紹介します。

投資についての本を読む

欲しい情報をネットで検索するのも良いですが、何が必要な情報なのかわからなかったため最初はとにかく本を読みました。少額投資の本、マネーリテラシーの本、お金の自己啓発本など、細かい手法ではなくどのように経済が回っているのかなどの本が多かったです。今でも、常に本は読むようにしています。

ネット証券の口座を開設

私は、一人ひとつまでしか開けないNISA口座を開設するつもりだったため、ネット証券会社をいくつか調べました。手数料や取引できる銘柄の数などからひとつに絞り、そこでNISA口座を開設。年間120万円までを非課税で投資することにしました。

投資インフルエンサーをフォロー

初心者でもわかりやすい言葉で書かれている、投資ブロガーやインスタグラマーをフォローしました。それでも最初は何を言っているのかわからないほど、ちんぷんかんぷん…。しかし次第に理解できるようになり、スムーズに読めたときはうれしくなりました。

投資1年目に経験した私の失敗談

投資を始めた2018年の年末から2019年の前半は、とにかく失敗続きでした。ここでは、どれも苦い思い出になっている私の失敗談を告白します。

初めて買った株が2018年年末の暴落に巻き込まれ損失に

2018年の9月には24,000円台まであった日経平均株価が、年末には20,000円を下回るほど一気に暴落しました。「最初は何もわからないから好きな会社を買おう!」と思って11月に購入していた「西松屋」の株も一緒に暴落…。初めての取引で、初めて損失を確定することになってしまったのです。

投資インフルエンサーの仕手筋に乗っかってしまい大失敗

投資インフルエンサーの中には、おすすめの銘柄やこれから盛り上がってくるであろう業界を紹介している人も少なくありません。そういった人たちはフォロワー数も多いため、私もすっかり信用し、公開した株を購入したのでした。

ところが購入した途端、株価は下落。仕手筋と呼ばれる、投資家による株式操作にまんまと乗っかってしまったのです。

良い銘柄の購入タイミングを待てず損失に…

企業の中には新商品の発表や業績アップなど、株価が上がるであろう良い材料がでることもあります。そういった発表があると株価にすぐに影響があり、どんどん上がっていくのです。

良い企業の株は欲しいため、好条件が出て株価が上がっているものでも購入していました。しかしひと盛り上がり見せた株は、落ち着くものです。購入したあと落ち着いて株価は下落。私は損失を被ってしまいました。

投資2年目の今、決めているマイ投資ルールとは

1年目にした数々の失敗を経て、私はマイルールを設定しました。そのおかげで、今も楽しく投資活動を継続できています。どんな内容なのか、学んだことと合わせて紹介します。

自分の時間軸を設定

投資一発目から損失確定した西松屋は、結局その後ぐんぐん成長していきました。それを踏まえて、自分の投資における時間軸を設定。
売買期間には、「デイトレード」と呼ばれる一日で売買する手法、「スイング」と呼ばれる数日から数カ月の期間保有して売買する手法、「長期」と呼ばれる年単位で保有するものがあります。

私は時間軸を長く設定し、数カ月保有するスイングや長期保有をしようと決意!しばらく経ったときに利益になっていれば良いので、購入後すぐの値下がりなどは気にならなくなりました。

人と利益を比べない

投資インフルエンサーは、一日や一カ月のような短期間で私の年収ほどの利益を出していることも多いです。それを見てしまうと、自分も同じようにできる気になって過信してしまい、結果損失に…。凄腕投資家のみなさんのようにはできないと自覚し、人の利益と自分の利益は比べず、マイペースを貫くことにしました。

良い銘柄に出会っても飛びつかない

良い銘柄に出会うと逃してしまうのが惜しくなって、すぐに買いたい衝動にかられます。しかし、「高値の銘柄も落ち着くと一旦株価は下がるもの」というのを失敗から学びました。そのため、すぐに購入せずしばらく監視してタイミングが合えば買うようにしています。

すぐに飛びつかず買い時を見極め、良い銘柄を適正価格で買えるようになると、利益が出やすくなりました。

個別銘柄も楽しいけどコツコツ長期の銘柄も保有

はじめに話したように、私が投資を考えるきっかけは老後2,000万円問題でした。そのため、目先の利益が出る個別株を自身で運用していましたが、遠い将来のお金を生んでくれる長期的な株も欲しいと思うように。
そんな私が保有することにしたのが、専門家が運用してくれるETF(上場投資信託)とJ-REIT(日本版不動産投資信託)です。

ETFは、証券口座で全世界から日本のものまで幅広く購入することができます。魅力は株や経済に詳しい専門家が運用してくれ、得られた利益を配当金として定期的に受け取れるところです。そのうえインフレリスクにも備えられます。

J-REITは、日本の不動産にのみ投資する投資信託です。投資家から集めたお金を、ビルやホテル、住居などに投資して、そこから得た収益を配当金として株主に還元。比較的安定した配当収入を得ることができます。

老後までを長い目で見たときに、このふたつは私の支えになってくれるはず。保有している限り定期的に配当金を受け取れるため、私のポートフォリオ(金融資産組み合わせ)にこのふたつを入れたことは、成功だと思っています。

失敗をしっかり糧に、自分のスタイルを作ろう

投資未経験のときは、株がとても怖かったです。たくさん勉強してもわからないことも多かったため、多くの失敗を繰り返してきました。しかし、失敗からしか学べなかったこともあります。そのミスを失敗で終わらせるか、肥しにするかは自分次第。

私の失敗や成功経験を参考に、投資をスタートさせてみたり自身の投資スタイルを見直してみてくださいね。

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