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千駄木の昭和レトロな喫茶店で大人の時間を♪ 「喫茶ニト」

  • 2020.9.23
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千駄木にある「喫茶ニト」は、昭和の味を再現したクリームソーダや、ラム酒が香る大人のプリンが人気のお店。こぢんまりした店内に、シックなテーブルと椅子が並び、心地よい音量の音楽が流れます。レトロな小物が優しい照明に照らされ、落ち着いた空間。そんな昭和感漂う店内で、ゆったりとした大人の時間を過ごしてみませんか。

千駄木の昭和レトロな喫茶店で大人の時間を♪ 「喫茶ニト」
千駄木の昭和レトロな喫茶店で大人の時間を♪ 「喫茶ニト」
生まれ育った千駄木にこだわりの喫茶店をオープン
千駄木の昭和レトロな喫茶店で大人の時間を♪ 「喫茶ニト」
名前の由来は、二羽の兎(うさぎ)で二兎(にと)

東京メトロ千代田線の千駄木駅から徒歩5分。昔懐かしのお店とオシャレなカフェが立ち並ぶ「よみせ通り」に、窓の隅からお店を覗く、2羽のうさぎが。
「喫茶ニト」は紺碧のタイルに縁どられ、奥行き感のある、斜め玄関が特徴的なお店です。

レトロな雰囲気を醸し出す小物たち

店内にはサブカル系の雑誌や、昭和を感じさせる小物がちらほら。これらは店長さんのコレクションで、長年愛用された小物たちが、レトロな雰囲気を醸し出しています。

千駄木の昭和レトロな喫茶店で大人の時間を♪ 「喫茶ニト」
昭和から時を刻んできた時計

広すぎない店内や、控えめな照明。通りに面する窓が、視線を遮る曇りガラスなのも、喫茶店らしさを演出するポイントです。
オープンカフェのような、開放的な空間にするのではなく、こぢんまりとくつろげる喫茶店になるよう工夫されています。

ラム酒香る洗練されたプリン
千駄木の昭和レトロな喫茶店で大人の時間を♪ 「喫茶ニト」
プリン(300円)。デザートにちょうどよいサイズ

一番人気のプリンは、口に入れた瞬間ラム酒の香りが広がります。器にはたっぷりのカラメルが。甘すぎずサラッとした質感で、固めのプリンとよく合い、するすると食べられます。

店長さんのこだわりは、「シンプル」であること。クリームやフルーツなどの盛り付けはせず、あえてプリンのみにすることで、プリンそのものを味わって欲しいのだとか。
洗練された美味しさを味わえる、まさに大人のプリンです。

昭和のクリームソーダを見事に再現
千駄木の昭和レトロな喫茶店で大人の時間を♪ 「喫茶ニト」
左からクリームソーダ、木いちごソーダ(各700円)

クリームソーダはプリンとセットで注文する人が多いそう。昭和の味とも言われるクリームソーダには店長さんの思い入れも強く、昭和時代から多くの喫茶店で使われている、大阪の老舗商店さんのシロップを使っています。
メロンシロップ特有の甘みと炭酸が、溶け広がるアイスクリームと絶妙にマッチし、世代を超えて愛される美味しさです。

木いちごソーダは、炭酸に踊る木いちごがとってもキュート。甘酸っぱいラズベリーが、爽やかな炭酸にごろごろと入っています。何と言っても見た目が可愛らしく、乙女心をくすぐる一品です。

店長を変えた、こだわりのコーヒー
千駄木の昭和レトロな喫茶店で大人の時間を♪ 「喫茶ニト」
コーヒー(500円)。ミルクピッチャーにも、液だれしにくいというこだわりが
千駄木の昭和レトロな喫茶店で大人の時間を♪ 「喫茶ニト」
コーヒーは1杯ずつていねいにドリップ

意外にも店長さんは昔、コーヒーが好きでなかったそうで、そんな店長さんを変えたのが、世田谷にある「堀口珈琲」のコーヒーです。
酸味が抑えられた深煎りコーヒーにすっかり魅了されたそう。

お店のコーヒーも、堀口珈琲のブレンド豆を使用していて、柔らかい苦みの「フレンチロースト」と、程よい酸味と甘みの「シティロースト」をハンドドリップで提供しています。

千駄木の昭和レトロな喫茶店で大人の時間を♪ 「喫茶ニト」
ことりっぷ

2018年のオープン以降、予想以上の人気ぶりで、中には遠方からわざわざ訪れる人もいるそうです。お休みは不定休なので、インスタグラムを事前にチェックしましょう。

昭和レトロな雰囲気が漂うお店「喫茶ニト」。店長のこだわりが詰まった店内で、ゆっくりと大人の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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