仕事終わりのビールが無料!? 東京にもあった「テレワーク向けホテル」3つ

コロナウィルスの影響により、日本でも“テレワーク”が急に推奨されるようになりました。しかし、“自宅はリラックスする場所”との認識が強く、オフィスのように終日生産性を高め続けることが困難であるのが実情です。

そこで、活用したいのが、ホテルのテレワークプラン。今回は、トラベルライターの石原有起さんが東京に数あるホテルから、個性豊かなタイプのテレワークやワーケーション向けのホテルをクローズアップ！

マリオット・インターナショナルが7月の初めに開業した『ACホテル・バイ・マリオット東京銀座』は、ヨーロピアンスタイルのライフスタイルホテルブランド。

モダンで直感的なデザインが取り入れられ、ミレニアル世代の女性に人気のホテルです。

チェックイン時に食前酒または食後酒とパート・ド・フリュイ（砂糖菓子）が提供されるほか、ラベンダーの香り袋をロビーでピックアップすると、リラックス気分も高まります。

レストラン『AC Kitchen』では、焼きたてのクロワッサンや生ハムなどの朝食のほか、和の要素を融合させたランチやディナーもいただけます。

『AC Lounge』には、リモートワークに適したライブラリーのほか、ACホテルのシグネチャーであるジントニック、クラフトビール、カクテル、和のフュージョンを加えた革新的なタパスを味わえるバーも備えられています。

この秋は、さらに3つの日帰りデイユースプランが新登場*！

気軽な日帰りデイユースプラン（13～17時まで）、朝からお得な日帰りデイユースプラン（7～19時）、日にち限定のロングデイユースプラン（16～23時）と、予定に合わせて利用OK。在宅勤務の息抜きに、ビジネス環境の整ったホテルでテレワークできるプランをチェックしてみては？

一般的なホテルのテレワークプランは、仕事の合間に仮眠ができますが、ベッドが常に視界に入るため、仕事に集中できずに寝てしまうというデメリットもありますよね（笑）。

そこで、注目したいのが『ザライブリー麻布十番』のテレワークプラン。ベッドを客室から取り払うことで、ホテルでありながらストイックに仕事に集中できる環境を提供しています。

気になるアメニティも、テレワーク仕様。コーヒーやスナック類を充実させ、集中を持続しやすい配慮が。また、ヨガマットとストレッチポールも客室内に標準設置されているので、息抜きに体をほぐして生産性もアップ！

夕方の1時間は、ラウンジでビールが無料提供されるのも好評です。9時から22時までの最大13時間利用可能なので、夕刻には気分転換を兼ね、ラウンジでの作業がおすすめ。

1部屋（2名まで）利用ができるので、例えば在宅勤務の夫婦で、自宅でお子さんの育児をしつつ、ホテルに午前と午後に分けて滞在するといったことも可能ですね。

さらに、チェックアウト時に次回のご予約をすると、キーボードやマウスを預かってくれるサービスも！サードプレイスとして有意義に活用できそうです。

『星のや東京』は、都心にありながら温泉に浸かれる、都市型の“日本旅館”。

地下1,500メートルから掘り上げた温泉は黄金色で、ミネラルが豊富です。現在は洗い場を減らして対応されているほか、チェックイン後の15時～翌日の11時30分まで入れるので、1日中館内にお籠りするワーケーションでは、混雑時間を外して何度も温泉に浸かれそうですね。

2020年6月中旬からは、コロナウィルス対策で、温泉の混雑状況にスマートフォンで簡単にアクセスできるシステムが導入されているのでさらに安心して利用できます。

また、2Fにもラウンジがありますが、現在の状況下では、特にそれぞれの客室階のゲストだけが利用できる『お茶の間ラウンジ』の利用がおすすめ。

滞在中、小腹が空いたりのどが渇いたら、いつでもお菓子や飲み物がいただけるので、長期滞在もしやすそう。冷蔵庫にはドリンク、冷凍庫には一口サイズのアイスクリームもあるので、お風呂上がりのクールダウンにも。

気軽に利用してほしいという宿の思いから、客室のドアにオートロックをかけず、行き来ができるタブがドアについています。自宅のリビングにお茶を取りに行く感覚で利用できるのがうれしいですね。

個性ある都内のホテルのテレワーク向きのプランを活用して、ホテルとしての快適性を活かしながら、集中できる環境をゲットしてみませんか？

＜旅のinfo.＞ACホテル・バイ・マリオット東京銀座ザライブリー麻布十番星のや東京

*2020年12月23日まで／じゃらん、楽天トラベル、一休・オズモールの各サイトでご予約ください。