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本当にあった……肝が冷えるオフィスの怖い話

  • 2020.9.19
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夏は終わりましたが、まだまだ暑さも残るこの季節。
そんな時には、こわ〜い話ですよね。
今日は、オフィスで実際に起こった恐ろしい話をしましょう。
テレワーク等の導入で、職場の人間関係に神経をすり減らしている人も、一時より少なくなってきたような印象を受ける昨今ですが、決して滅んだわけではありません。
被害者は毎日増えています。
そんなリアル怖い話を、どうぞ。

和気あいあいとしていたオフィスが一転!

私の属していたチームは、比較的メンバーの仲も良く、雑談中は冗談を言い合ったり、仕事終わり軽く飲みに行ったりしていました。
チームとして大きな仕事をやることになったときのことです。
みんなで協力して乗り切ろう、絶対に成功させよう! と意気込んで始まったプロジェクト。
試行錯誤を繰り返し、協力プレイで着実に進めていたのですが、あるとき上司がこんな提案をしたんです。
「個人ノルマを設定しよう。成績に響くようなものではなく、目安として数字を設定したほうが、この仕事の達成に必要なものが明確になって、仕事も進めやすいだろう」
ノルマという言葉は嫌だけどなるほど、と思う部分もあり、各人にノルマが課されました。
これが悲劇の始まりで……
翌日から、なんとなくいつもより雑談が減っていき、チームみんなの笑顔を見かけることも少なくなっていきました。
重苦しい空気感に包まれてしまったのです。
お昼を一緒に食べることもなくなり、朝家を出るのも気が重い。
毎日息苦しいです。

人間不信になりそう……オフィスの怖い話

新卒で入った会社は
「仕事で頑張れば、性別関係なくいくらでも昇進できるよ。飲み会も自由参加だから」
と先輩から説明を受けていた、自分にとっては理想的な会社でした。
資格の勉強や慣れない営業活動などは大変でしたが、憧れていた業界だったこともあり、やりがいをもって楽しく仕事できていたと思います。
営業の成績も、同期の中で一番に案件を持ってきたし、上司からの評価もよかったんです。
でも、ある日の飲み会で、同期の中で最もコミュニケーション能力が高いけれど仕事が雑な男性の昇進が決まったと聞かされたのです。
納得できず、なぜ彼が昇進できたのかひそかに調査すると……
「入社前の飲み会で、ちょっと偉い人に気に入ってもらえた」
「二次会含め飲み会皆勤賞」
これらが彼のキャリアアップを後押ししていたのです。
確かにこの間の飲み会でも、上司に酒注いで自分アピールしていました。
入社前に聞かされていた話は何だったのか……
その後も、なにかと「付き合いがいい人」「ノリがいい人」ばかりいい話を聞きます。
「付き合いよくしてみたら、変わるかもしれないよ」
上司との面談ではそんなことを言われましたが、現在転職活動中です。

オフィス人間関係の怖い話が一番恐ろしい?

いかがでしょうか?
幽霊や化物よりも人間が一番怖い、と言う人もいますが、ちょっと納得してしまいました。
働きに行っているのに、職場の人間関係を良くするために精神をすり減らすなんて嫌ですよね。
こんなこわーい話が減ることを祈っています。
(ライター/廣瀬伶)


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