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ひき肉で作る!「おうちで味わう世界旅行レシピ」

  • 2020.9.19

秋の風が心地よく感じてきた今日この頃。みなさんいかがお過ごしですか?

梅マイスターの豊島です。

四季の移り変わりが楽しめる日本ですが、遠い北欧ではオーロラが見られたり、春の南半休は気候も良いし、秋は旅に出たくなりますね。それもままらない今年は、旅先を焦がれる思いをお料理に込めておうちで世界の味を楽しもう!ということで、アレンジの効く「ひき肉で作るおうちで味わう世界旅行レシピ」をご紹介したいと思います。



■ひき肉で作る世界のご飯 アジア編



八角や五香粉などを効かせた台湾。ナンプラーが香るインドネシア。コチュジャンで甘辛く味付けした韓国風など、アジアのひき肉料理は、独自の調味料やスパイスを加えることで再現できます。さらにお好みで香菜を添えると、より本格的なアジア風のお料理に近づけることができますよ。せっかくワールドワイドなレシピを楽しむのであれば、その国のビールやお酒も揃えて楽しみたいですよね。お皿や盛り付けも意識しつつ本場の雰囲気も楽しんで、お料理を作ってみてくださいね。

台湾そぼろルーローハン



豚ひき肉とタケノコで作る、香辛料と独自の甘さがクセになる美味しさのルーローハン。ご飯に乗せるだけではなく、中華麺に乗せて絡めながら食べても美味しいですよ。香りのポイントは五香粉(ウーシャンフェン)。クローブ、花椒、シナモン、スターアニスなど様々なスパイスが配合された、どこか甘くてクセになるエスニックなスパイスです。五香粉は、餃子のタネ、炒め物やスペアリブの味付けなどに加えると、いつもの料理が一気に台湾風に変身しちゃいます。



ナシゴレン



インドネシアの代表的な料理「ナシゴレン」は、インドネシアの焼き飯という意味です。このレシピのポイントは、カタクチイワシなどの小魚と塩で作られるナンプラーを入れること。ナンプラーは日本で言う「魚醤」で、独特な香りと後からふわっとくる旨味が特徴的です。使い方が難しいと思われがちなナンプラーですが、お醤油と同じように味付けに使うことで、お浸しやサラダや炒め物も、インドネシア風に味変するので、思っているよりも使いこなせる便利な調味料です。ナシゴレンの作り方も、チャーハン同様に材料を炒め、ナンプラーや塩こしょう、ケチャップにチリソースで味付けします。最後に目玉焼きを乗せたら完成のナシゴレンは、見た目より簡単に作ることができるので、是非チャレンジしていただきたいワールドレシピです。



ヘルシーチャプチェ



脂肪分の少ない、鶏ひき肉で作る韓国の春雨炒めチャプチェ。韓国料理は野菜をふんだんに使うので、栄養バランスも良いんですよ。細切りにした野菜をさっと茹でて炒めることで、炒め油もカットできるのでヘルシーに作ることができます。



豚ひき肉でつくるガパオライス



豚ひき肉とタケノコ、パプリカなどをオイスターソースとナンプラーで炒め、最後に刻んだバジルを加えて作るガパオライス。アジアの料理は、調味料を上手に組み合わせることで様々な国の味わいになりますよね。こちらも味付けの失敗もなく簡単に作ることができるのでオススメですよ。



豚ひき肉のエスニックサラダ



茹でた豚ひき肉と春雨で作るヘルシーなエスニックサラダは、ベトナム料理のヤムウンセン風でツルツル美味しい一品です。味付けはナンプラーとスイートチリソース。千切りにしたキュウリと、紫玉ねぎの色合いも爽やかです。



カレーサモサ



ホクホクのジャガイモとひき肉に、しっかりカレー味をつけ、皮で包んで揚げた「カレーサモサ」。おうちで作る時は春巻きの皮を使います。ナツメグとカレーベース(カレー粉でも代用可)で具にしっかり味をつけるのがポイントです。小腹が空いた時のおやつにも。インドを満喫するならシナモンが効いたチャイと一緒にいただくと、なお美味しいですよ。



■ひき肉で作る世界のご飯 ヨーロッパ編



フランスやイタリアなど、美食家が集まる町が多いヨーロッパ。そんなヨーロッパのひき肉料理は、難しいよそ行き料理というより、マンマのお味のような家庭料理が多いんですよ。
お肉からあふれる肉汁も美味しく使いこなす、シンプルで奥深いヨーロッパのひき肉料理。ワインを片手に召し上がれ!

ゴロゴロひき肉のパスタボロネーゼ



野菜と一緒に合いびき肉を炒めた、とってもイタリアンなボロネーゼ。ケチャップなどを使わずに、野菜の旨味と塩で味付けしたシンプルな一品は、ひき肉を崩さず炒めることで、食べ応えのある食感を生み出します。



ムサカ



ナスと牛ひき肉の黄金コンビ、ギリシャのグラタン「ムサカ」。ナスがお肉の旨味と甘味を吸い込んで、ジューシーでとっても美味しい一品です。大皿でドーンと作っても絵になるオススメレシピですよ。



トルコ風クミン肉団子



エスニックなスパイスの中でも、香り高いクミンをふんだんに使って作る、トルコの人気料理、キョフテ風の肉団子。肉団子のタネにクミンパウダーと塩こしょうを入れ、しっかり味付けするのがポイントです。楕円形にして焼き上げた後、プレーンヨーグルトをかけていただけば、気分は一気にエーゲ海!キンキンに冷やした白ワインのお供にオススメです。



ジャガイモのピューレとひき肉のグラタン(アッシパルマンティエ風)



大人気だったドラマ「グランメゾン東京」でも話題に上った、ジャガイモピューレと合いびき肉で作るフランスのグラタン「アッシパルマンティエ」。とっても上品なジャガイモのピューレは、レンジで作ることができるので思ったよりも簡単に作れますよ!
是非お試しあれ。



■ひき肉で作る世界のご飯 アメリカ編



ドーンと大皿で豪快に、そしてみんなを笑顔にしてくれる、アメリカやブラジルのひき肉料理。特別なスパイスを使わなくても、ケチャップや家庭にあるものでも作れます。アメリカ大陸のお料理はやっぱりビールに合うものばかり!せっかくならば、流行りのクラフトビールやテキーラなどと一緒にいただいちゃいましょう!

ミートローフ



アメリカの家庭の味「ミートローフ」。合いびき肉で、にんじん、インゲン、うずらの茹で卵を包み込んだら、ベーコンで巻いて筒状に。さらにアルミホイルを巻いたら後はオーブンにお任せです。切り口も可愛く、華やかでワールドワイドな一品が完成します。



パステウ春巻き



合いびき肉に、トマトや玉ねぎで炒めたものを春巻きの皮で巻いて揚げた、ブラジル料理の「パステウ春巻き」。あらかじめ具材に火を入れてあるので、揚げ時間が少なく済みます。ビールのおつまみに最高です!



手作り本格タコス



チリパウダーとクミンをふんだんに入れて作る本格的なタコスレシピ。手作りタコスは日本の手巻き寿司気分で楽しめます。トマトと玉ねぎとオリーブオイルで作る自家製サルサソースもたっぷり作れば、野菜も一緒に摂取できますね。



ひき肉と豆のチリコンカン風



味付けは、なんとケチャップとオイスターソースだけ!酸味と甘味が合わさって本格的な味わいのチリコンカン風に仕上がります。バケットに乗せたら、お好みでチリパウダーを一振りすると、より本場の味わいに近づきますよ。



ロコモコ丼



ハワイで大人気のひき肉を使ったレシピが「ロコモコ」。ハンバーグを焼いた肉汁が残ったフライパンに、トマト缶、ニンニク、醤油などで絶品のロコモコソースを作ります。ご飯の上にハンバーグとロコモコソース、そして目玉焼きをのせて崩しながらいただきます!いつものハンバーグもちょっと思考を変えるだけで、ハワイアン風になりますよ。



■番外編:「梅」を使ったひき肉レシピ

梅シソ肉納豆のレタス包み



梅マイスターより、最後にご紹介したいレシピが、梅干しとひき肉を使った、和食にちょっぴり中華の要素を盛り込んだこちらの一品。挽肉と納豆をごま油で炒め、梅肉と昆布茶で味付けしたレシピは、レタスで巻いていただくことで食物繊維もビタミンも同時に摂取できちゃいます。



いかがだったでしょうか?今回ご紹介したおうちで楽しむワールドワイドな世界のひき肉レシピ。なかなか海外旅行に行くことができない今、世界の調味料を使っておうちで各国の料理を楽しむのも新しい試みです。おうちで世界旅行気分を楽しみながら作ってみてくださいね!

(豊島早苗)

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