脇腹を絞って逆三体型をアピールする【清水道場 #9】

人体の力発揮を知り尽くしたトレーニング実践で、見た目も動きも良いカラダを作るのだ！ 全18回の「清水道場」。今回は腹斜筋群を鍛えます。

清水道場とは？

年齢・経歴一切不詳の達人・清水師匠が都内某所で営む伝説のトレーニング道場。2016年から2年間、本誌メルマガ上だけでスペシャル講座を開いて大人気を博す。登録・年会費無料の会員サービス「CLUB Tarzan」（クラブターザン）では、特別イベント「特別出張・清水道場」も開催している（クラブターザンの詳細・登録はこちらから）。

今回の清水道場：腹トレ③

脇腹を絞って逆三体型をアピール。

腹筋群で見逃されがちなのが、脇腹。外腹斜筋と内腹斜筋だ。この腹斜筋群はカラダをツイストするときに働いているが、日常生活ではツイスト動作は少ないから、腹斜筋群は腹筋群のなかでも衰えやすい。

6パックになっても、脇腹が弛んでベルトに贅肉が乗っているようでは残念至極。椅子上で脇腹をツイストして静止するトレーニングで脇腹にくびれを取り戻し、メリハリを作って逆三体型を際立たせよう。

初級｜ツイスト・チェアホバー

［左右各20秒キープ×2〜3セット］

椅子2脚を並べて、その間に立つ。左右の座面に両手をつく。両膝を90度曲げて揃えたら、両手で座面を強く押してカラダ全体を浮かせる。

全身を浮かせたまま、お尻を真横に向けるように上体を反対側へ傾け、その姿勢で20秒キープする。左右を変えて同様に行う。

中上級｜アドバンスト・ツイスト・チェアホバー

［左右各10秒キープ×2〜3セット］

背もたれの作りがしっかりしている椅子に横向きに坐り、背もたれと座面を摑む。まずはカラダを座面からまっすぐ浮かせる。

そのまま背もたれ側へお尻を向けて全身を斜めに傾け、10秒キープ。左右を変えて同様に行う。

毎週更新！ 厳選・全18本のトレーニング。

マシンはもちろんダンベルなども一切使わず、椅子や『ターザン』やペットボトルなどをフル活用し、見かけ倒しで終わらない使えるカラダを作る教えが満載の清水道場。

過去に掲載されたアーカイブから厳選した全18本のトレーニングをピックアップ！ Tarzan WEBでは、毎記事、部位別にピンポイントで鍛えて、仕上げに全身の連携と歪みの矯正を行おう。

いずれも初級編から試し、所定の回数とセット数で物足りなくなったら、ハイレベルの中上級編へチャレンジしてみたい。これだけマスターすれば、もうジムが閉まっても怖くない。