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あなたはどのタイプ?体質別オススメ漢方【永久保存版】

  • 2020.9.14
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疲れやすい、よく眠れない、情緒不安定になりがち……そんな悩みはありませんか?

明確な原因がなく何となく体調が悪い状態を「不定愁訴(ふていしゅうそ)」と呼びますが、西洋医学では治療が難しいこれらの症状に、漢方は改善効果が期待できるそうです。

そこで今回は、薬剤師の芝軒千紘さんに体質別のオススメ漢方を教えてもらいました。

あなたの体質はどのタイプ?

出典: 美人百花.com

それでは、自分が気になる症状をチェックしましょう!

タイプ1・・・気滞タイプ

漢方では、身体や心を健康に保つためのエネルギーを「気」と呼びます。この「気」の巡りが悪い状態が気滞タイプです。イライラしたり、落ち込みがひどかったりと情緒不安定になりやすく、ストレスを発散しにくい人に多いのが特徴です。その他には、お腹にガスが溜まりやすい、ゲップが出やすいなどの症状もあります。

★気滞タイプにおすすめの漢方:加味逍遙散

タイプ2・・・瘀血(おけつ)タイプ

ストレスや栄養不足、冷えなどによって「血」の巡りが悪く、肌あれやクマなどの肌トラブルが多いのが瘀血タイプです。ニキビができやすかったり、クマやそばかすなどのトラブルに悩まされることが多いほか、肩こりなどの症状もあります。

★瘀血タイプにおすすめの漢方:桂枝茯苓丸

タイプ3・・・気血虚弱タイプ

「気」と全身の組織や器官に与える栄養の「血」の巡りが悪く子宮にエネルギーが行き届かない状態の気血虚弱タイプです。眠りが浅くよく夢を見ること多い、不眠などの特徴があります。また、顔色が悪かったり、不正出血や生理不順などの症状が見られます。

★気血虚弱タイプにおすすめの漢方:当帰芍薬散

タイプ4・・・水滞タイプ

漢方医学的には身体を構成する体液が必要以上に溜まってしまっている状態を「水毒」といいます。細胞内の水分や、リンパ液などが停滞してしまう水滞タイプは、むくみや重だるさを感じたり、水太りや関節炎の原因に繋がることも。常に朝起きたときにむくみを感じる、めまいや頭痛、慢性的な鼻炎などの症状はありませんか?

★水滞タイプにおすすめの漢方:五苓散

あなたはどのタイプにあてはまりましたか? あくまでこれらは一例です。

例えば、症状が当てはまったからといって、血や水の巡りをよくする漢方を飲んでいても、運ばれる「気」のエネルギーに問題があれば、根本の改善になりません。

自覚症状は何かの症状と合わさって実感することが多いので、判断が難しいのです。症状が改善したのに、服用を止めたとたん元に戻ってしまうのは証が合っていない可能性があります。

漢方を扱うオンライン薬局や漢方薬局ではより自分の体質を細かくチェックできるので、気になる方はぜひ調べてみてくださいね! あなたに最適な漢方で不調を改善しましょう♪

教えてくれたのは

出典: 美人百花.com

薬剤師・芝軒 千紘(しばのき ちひろ)さん

大学病院の門前薬局にて勤務後、より多くの人に健康に興味を持ってもらえるよう、パーソナルの栄養相談・指導などを行ってきた。現在はオンライン薬局YOJOにて体質に合わせたオーダーメイド漢方の提案をしている。

薬剤師と相談しながら漢方を購入できるYOJOはこちらからチェックを!

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