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一目惚れで始まった恋愛は長続きしやすい?心理学的に解説

  • 2020.9.13

「今朝、ふとすれ違ったあの人のことが頭から離れない・・・・・・。」
「初めて会ったのに何故か目が離せない・・・・・・。」


一目惚れは本当に起きるものなのでしょうか。今回は、一目惚れが起きるメカニズムと関係の続きやすさについて、心理学的な解説を含めてご紹介します。

一目惚れのメカニズム

一目惚れとは、遺伝子的に優れた子孫を残すために、優秀な遺伝子に対する直感的な反応です。つまり、一目惚れが起きる目的は、子孫繁栄です。


「一目惚れの科学」の著者である森川友義教授は、人は五感を通じて相手を吟味しているといいます。つまり、目で見たり耳で聞いたり、鼻で嗅いだり、様々な感覚で一目惚れは起きているというのです。


声フェチや匂いフェチという言葉があるように、人は五感を通じて相手の魅力をフェロモンとして受け取っているのです。このように一瞬にして湧き出た恋愛感情が一目惚れです。


少し難しい話でしたが、一目惚れは、本能が直感的に「この人を手に入れろ!」と言っている合図だということですね。

お互いに一目惚れはあり得るのか

ふたりがお互いに一目惚れをすることはあり得るのでしょうか。研究者の答えによると、お互いに相性が良いと感じた場合、お互いに一目惚れをすることはあり得るといいます。


ただ、一方が相手を優秀な遺伝子と判断したとき、自分も相手からそう判断されているという状況はなかなか考えにくいですよね。お互いに一目惚れをすることは、非常に珍しいケースといえるでしょう。


ですが、もし本当にお互いが一目惚れなのだとすれば、その関係を今後も大切にしていってほしいですね。

その場限りの勘違いかも?

ある研究のアンケートによると、一目惚れの経験は20代までの若い時に多く、女性よりも男性の方が少し多いといわれています。


恋愛経験がそれほど豊富でなく、感情的になりやすい人は、その場で感じた昂ぶりを一目惚れと勘違いしてしまう場合があるのです。また、ドラマや映画の影響で一目惚れに憧れを持つ人が多くいます。そのため、男性から「一目惚れした」と言われても、ただ鵜呑みにしてしまうのは避けた方が良さそうです。

一目惚れは長続きしやすい

一目惚れして付き合ったカップルは長続きしやすいといわれています。アメリカの調査機関によると、アメリカ全体の夫婦の離婚率が50%であるのに対し、一目惚れをした夫婦の離婚率は10%以下だったということが分かっています。直感的に選んだ相手は価値観や相性が合うことが多いからだといいます。


一方で、一目惚れで付き合ったカップルの中には、うまくいかない場合もあります。一目惚れによって相手の素敵な部分にだけ注目してしまい、実際に一緒になるとその他の側面が見えてきて、一目惚れした時の姿と実際の姿にギャップを感じてしまうことがあります。

まとめ

一目惚れをして運命の人だと思ったら、迷わずアタックしてみてはいかがでしょうか。直感は大体当たっているものです。自分の直感を信じて、運命の相手を見つけましょう。(ハウコレ編集部)

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