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「ヤマト運輸」の平均年収はいくら?

  • 2020.9.13
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ヤマト運輸株式会社(以下ヤマト運輸)は、宅配便市場シェア40%を超える業界ナンバー1の運送会社です。1976年に「宅急便」業務を開始してから、扱う宅急便数は右肩上がりに増え、近年では年間約20億個にも及ぶのだとか。そんなヤマト運輸で働く人の平均年収について解説します。

■宅急便と言えばクロネコヤマト!具体的な業務内容とは

ヤマト運輸の業務内容は「宅急便など各種輸送に関わる事業」です。正社員は主に「クロネコヤマト」のセールスドライバーとして全国各地の営業所を担い、荷物の集配や営業活動などの業務を行います。

契約社員「アンカーキャスト」として午後から宅配業務を行う勤務形態もあります。育児や介護など、さまざまな理由で午前からの出勤が難しい人にとっても働くチャンスを得ることができます。

■ヤマト運輸の年代別平均年収

dodaに掲載されている求人情報によれば、ヤマト運輸の平均年収は602万円です。昨年のボーナス実績は平均6.04ヵ月分でした。入社時の想定年収は363万円で、月収20万1,200円×12カ月+賞与6.04ヵ月という内訳になります。

セールスライバーの月給は「基本給+歩合給+各種手当」で構成されています。川崎市在住の30歳の場合、月収が40.8万円である一方、岡崎市在住の場合30.8万円と、配達数の多い都心部の方高くなる傾向があるようです。

■ヤマト運輸の福利厚生や職場の環境は?

ヤマト運輸は業界を担う大企業であり福利厚生も充実しています。交通費や扶養手当などの手当から、グループ保険制度、直営保養所やスポーツクラブの利用といった社員の生活を豊かにしてくれる制度もあります。

現在は全ドライバーの30%が女性であり、少しずつ増加しています。育児休暇制度も充実させ、女性が働きやすい環境づくりにも力を入れています。

■若手の平均年収は高くも業務は多忙!

ヤマト運輸の平均年収は、特に若い世代では高いと言えますが、配達時間の制約や体力勝負という激務を考えれば、決して高くはないのかもしれません。私達の生活を支えてくれるクロネコヤマトの宅配ドライバーに感謝の心で接したいものです。

文・木村千賀子

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