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「社長秘書」の平均年収はいくら?

  • 2020.9.13

社長秘書と言えば、高額年収職種のひとつと想像する方も多いのではないでしょうか。会社のトップと直接関わりながら業務をこなすことから、華やかなイメージがある一方で、謎めいた社長秘書という職種の実態。今回は、社長秘書の平均年収について詳しく調査してみました。

■女性の憧れ!社長秘書の平均年収はいくら?

早速社長秘書の平均年収について見ていきましょう。求人ボックスの「給料ナビ」のデータによれば、正社員である社長秘書の平均年収は397万円です。一般的な相場は300万円台から700万円。通訳ができるなどの高い能力がある場合などは、700万円以上の収入を得ることも可能です。

dodaが行った2019年の調査結果によれば、20代女性の平均年収が319万円、40代で401万円ですので、女性の平均的な年収と比較すると、高めの水準と言えるでしょう。

■スキルや業務内容によって年収に雲泥の差アリ?

給与水準がやや高めである社長秘書の仕事ですが、全体の給与幅は300万円台から700万円台と大きな差があります。これは勤務地や実務経験、求められるスキルなどによって差がでてくるためです。

募集されている社長秘書の求人の中には、秘書未経験でも応募できるものがありますが、実務経験が必須とされている求人と比べると給与はやや低めなるでしょう

■未経験なら一般事務と同等?高額年収を目指すには

地方で募集されている社長秘書求人は、一般事務や総務など他業務を兼任する場合が大半です。派遣社員や非正規での雇用も多く、給与は18万円~25万円前後と一般事務とさほど変わらない求人も少なくないようです。

高額年収を目指すためには、秘書としての実務経験はもちろん、業務によっては高度な語学力や対人スキルが必要です。常に社長の近くで働くという重圧に耐える精神力も必要になるでしょう。オールマイティに動ける行動力や即断力を求められる社長秘書は、業務量に見合った高額年収を得られる職種ということなのではないでしょうか。

■高額年収の裏には社長秘書の陰の努力アリ

社長の右腕として業務をこなす社長秘書の仕事は、決して楽ではありません。秘書に求められるスキルとは、社長の身の回りの雑務をこなすスキルに始まり、交渉スキルや判断力、行動力など多岐にわたりますが、何より常に自ら吸収しようとする向学心も欠かせません。年収の高さは、日頃の業務に対する努力に比例しているのかもしれませんね。

文・浅野裕子

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