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大学も就職先も、娘は私の望み通りの道へ…ようやく私の子育てが認められた【親に整形させられた私が、母になる Vol.36】

  • 2020.9.12
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■前回までのあらすじ<母が語る物語>
「親は子どもの気持ちを尊重する」と話す学校、「子どもの意見を親が聞くときは見放した時」とする私。娘はどちらが正しいのか?と聞いてきて…
■能力がない子は堅実な道を歩むべき




■能力の低い娘をここまで…私の子育ては成功した!




母は私が母の希望の職に就いたのがとてもうれしかったようでした。
そのこと自体は私もうれしかったです。

母を喜ばせてあげることができた。親孝行ができた、と思いました。

ある日母から
『エリちゃんのお母さん、最近俯いて歩いてるよ。話しかけてもすぐ行っちゃうの。
エリちゃんの就職先がアレだから、なるべく人と会いたくないんだろうね。話しかけちゃかわいそうよ』
と言われました。

でも私は少し前に偶然エリちゃんのお母さんに道で会ったのですが、別に俯いてもいなかったし、普通に立ち話もしてくれました。

「それはきっとお母さんにだけだよ。お母さんがマウンティングしてくるのが嫌なだけで、お母さん以外の人とは普通に話してると思うよ」
母にそう言いたかったのですが、やめました。


エリちゃんのお母さんが、母と私は親子なのに、私にはちゃんと話をしてくれたことがうれしかったです。

※エリちゃん:剣道の習い事で一緒で同じ中学に通っていた女の子



文:著者(グラハム子)
→次回は9月24日(金)更新予定です。

※この物語は私の経験を基に、一部フィクションもまざっております。

(グラハム子)

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