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覗きたくなる「ヘアメイクのバッグの中身」|プロに選びぬかれたコスメを公開

  • 2020.9.11
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「服に合う」がすべてではない。あらゆる要望に応じるべく、試行錯誤を重ねたプロの仕事道具から得られる学びは多い。

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AKEMI KIBE


木部明美さん
トレンドをほどよくメイクに落とし込んだキャッチーなオシャレ顔づくりの名手。インスピレーションを重視する感性の人らしく、仕事道具もカラフルな彩りにあふれている。

DATA
MAIN :


フィレンツェ出張時に購入したリモワのトランクプラス。直角に開いて自立する四角柱型なので、狭い場所でのメイクにも対応がスムーズです。リペアやメンテナンスに出すとき用に、リモワをもう1台所持。

SUB :


修理するたび愛着が増すグローブ・トロッターの13インチヴァニティは愛用歴10年以上。1軍コスメを収納して、真っ先に手にとれる仕様に。

POINT :
海外での購入品やオーダーメイド品多数。くすっと笑みがこぼれるゆるいキャラものや温度調整用のブランケットなど、モデルのマインドに寄り添うものも多く、人柄がうかがえる。

LIP COLOR...134本
EYE COLOR...88個
MAKE-UP BRUSH...44本
NAIL POLISH...49本



001


エボニーペンシルとシュウウエムラ
「エボニーをカッターで上手に削れる」が私のヘア&メイク人生の原点で、使い続けているものの1つ。本来は画材ですが、眉の繊細な描写はやっぱりエボニー頼り。シュウにはピンポイントで欲しい眉色があるので常備。

002


オーダーメイドのブラシケース
知り合いの職人さんにイチからオーダーメイド。汚れにくい生地の加工や柄の組み合わせ、ポケットの幅まで指定して作ってもらったので、使いやすく、セッティングも片付けも一瞬。アシスタントの独立祝いにも贈っています。

003


カンバセーションピースになる
跡がつかない前髪クリップはモデルのキャラクターに合わせて使用。気持ちをほぐすこともいい仕事をするうえで大切な要素です。関節があるワニクリップはどんなに毛量が多くても一発でとまるので、作業効率が上がります。

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えりすぐり中のえりすぐり
Fujiko(1)は頭皮や生えぎわ、&ハニーのマトメイク(3)はアホ毛やおくれ毛対策。(2)は圧巻のラメ量。要望に先まわりしてアレコレそなえています。(4)は膜厚なツヤを求めて、ローズラボでディレクションしたグロス。

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熱いまま置ける、しまえる
マット、ケースともに耐熱性。ヘアアイロンが冷めるまで待たずに次の作業にとりかかることができます。整った環境にないとき、時間に余裕がないとき、こういうニッチなアイテムがあると落ち着いて仕事に向き合えます。

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情報キャッチはあらゆる手段で
クレアーズは伸縮性抜群で絶妙なニュアンスカラーのヘアゴムがそろう穴場。オリエンステラのグルー(右上)は、編集さんのツヤ髪がいい感じだったので、逆取材して即買い。情報収集に常にアンテナを張りめぐらせています。

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ラベリングで見える化
スペインの雑貨屋でひとめボレして、連れ帰った箱は、サイズも深さもほどよく、テープで補強しながら大切に使っています。口紅はキャップをはずして、アイカラーはブランドと色みをラベリングして、迷わず選べる収納に。

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ルックス以上に機能がいい
見た目はゆるいですが、仲間に加われるのは、透明な仕切りなど、基準をパスしたものだけです。韓国やハワイのスーパーは掘り出しものが多いので行くたびにチェックします。サインシートはオーダーメイドで作りました。

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