ゲリラ豪雨で洗濯物びしょ濡れ面倒だけど洗い直す？そのまま乾かす？

ゲリラ豪雨が頻発している。2020年9月2日には、東京や千葉、埼玉が局地的な雨に見舞われた。3日にもまた、首都圏で度々、一時的な豪雨となった。

ツイッターにはいきなりの大雨に、「突然雨降ってきてたから洗濯物濡れちゃった......」と嘆きの声が。ところで、雨で濡れた洗濯物は、そのまま乾かしても良いのだろうか。

「ゲリラ豪雨で洗濯物が全滅しました」
「また洗濯するべきか、そのまま乾かすだけでよいのか。。。」

ツイッターにはこのような書き込みが複数確認できた。花王（東京都中央区）が手掛ける「花王アタック」の公式ツイッターは、20年9月2日にゲリラ豪雨で干していた洗濯物が濡れてしまった場合の対処法を投稿した。

雨で濡れた洗濯物は、洗い直すべきか、スルーしても良いか。この問いに、花王は「洗い直し」を推奨した。

「雨にはチリやホコリなどが含まれており、雨に濡れることは、汚れがつくのと同じなので放置すると嫌なニオイのもとに」と説明。続けて「心からめんどくさい気持ちには、同意するのですが、洗い直すことをおすすめします」とした。

洗い直しは確かに手間だ。花王が運営する家事情報サイト「マイカジ」では、雨に濡れた洗濯物を時短で洗い直す方法を紹介している。「すすぎ１回対応の洗剤を使って洗濯時間を短縮しましょう」というのだ。

このとき、臭いの原因菌の増殖を抑制する効果のある「抗菌洗剤」を使って洗濯するのがポイントだという。抗菌洗剤は、部屋干しするときのいやな臭いの発生を抑えてくれるそうだ。

さらに「マイカジ」では、雨で生乾きの洗濯物を洗い直しする時間がない場合についても紹介している。

「生乾き臭の原因菌の繁殖を抑えるため、とにかく速く乾かしましょう」と前置きし、短時間で乾かすポイントを挙げている。速く乾かすコツは、「窓を閉めて部屋干しにし、エアコンのドライ機能や除湿機を利用して湿度を下げ、扇風機や換気扇を利用して空気の流れを作る」ことが効果的なようだ。