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炭火焼料理とコーヒーのペアリングを楽しむ。京都発の小川珈琲で至福時間を

  • 2020.9.3

京都で創業した日本が誇るコーヒーロースター「小川珈琲」が、東京・桜新町にフラッグシップショップ「OGAWA COFFEE LABORATORY」をオープンした。

東急田園都市線の桜新町駅から徒歩約3分。古式神道の神社「桜神宮」裏の住宅街に、京都発「小川珈琲」の新業態「OGAWA COFFEE LABORATORY」が誕生した。「コーヒーを嗜好品ではなく、日常にとってかけがえのないものにする」という「小川珈琲」のヴィジョンのもと、コーヒーが暮らしにもたらす体験価値やコミュニティを創造する場を目指しているという。

伝統と革新の融合をテーマにしたというインテリアは、シンプルかつ重厚感のある落ち着いた空間。中央にはコーヒー豆を貯蔵する蔵、その周囲には浮造りのカウンターが配置され、シェアロースターとして利用可能な店内焙煎機が設置されている。コーヒー好きならカウンターに座り、マシンを観察するだけでも気分が上がることだろう。

床材には京都の廃線市電の敷石を使用し、壁面は和紙を使った左官仕事で仕上げるなど、日本の美意識を巧みに表現。店内には自然光がたっぷりと降り注ぎ、時間帯によって表情が変わるという演出も粋である。

同店で提供されるコーヒーは常時21種。店内でローストするシングルオリジンをはじめ、深みとコクのある味わいを表現する多種多様なブレンドを、エスプレッソ、プワオーバー、エアロプレスといった好みの抽出方法で味わうことができる。また、コーヒーのほかにアレンジコーヒードリンクも用意され、2019年のJLAC(ジャパン ラテアート チャンピオンシップ)で優勝した衛藤匠吾さんをはじめ、実力派バリスタによるシグネチャードリンクやコーヒーカクテルなどを味わうことができる。

ドリンクの充実に留まらず、料理はコーヒーとのペアリングを考えた“炭焼き”メニューを開発。グリルとオーブンが同時にできるチャコールオーブンを採用し、朝のトーストからディナーの肉料理に至るまで、素材を活かしたメニューを堪能することができる。さらにメニューの監修を、代々木上原で「メゾン サンカントサンク」や「アエル」、「ランタン」などを運営する丸山智博さんが担当しているのも見逃せない。

コーヒー好きはもちろん、洗練された空間でグリルを楽しみたい人まで、「小川珈琲」の新境地を味わいに立ち寄ってみては。

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