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ダメ恋ばかりしていた女性が「あること」を変えただけで幸せをつかんだ話【後編】

  • 2020.8.30
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「好きになっても幸せになれない人ばかりを好きになってしまう」。
そんな、ダメンズ好きな女性は少なくありませんよね。
冴子さん(仮名)もそんな、自他共に認めるダメンズ好きの女性でした。
しかし、そんな冴子さんは、長年のダメ恋歴に「あること」を変えるだけで、あっさりと終止符をうち、幸せな恋愛を掴むことができたと言います。
今回は、そんな冴子さんの体験談・後編をお届けします。果たして、冴子さんは、どうやってダメ恋を終わらせることができたのでしょうか?

セカンド、不倫、一番になれない症候群を抜け出すために

奥さんとは一緒に寝ていない、と言い張っていた店長でしたが、実際は、奥さんは妊娠。私は怒り、店長を問い詰めました。
「奥さんにバラす」とまで言いました。すると店長は、「もとから結婚していることはわかっていただろ」と怒りを露わにしたのです。
あんなに優しかった店長が、いきなり態度が変わったことに、私は驚きました。
実際には奥さんにバラす勇気なんてありませんでした。不倫したのはこっちだし、慰謝料請求されるのも嫌です。
結局、店長とのことはうやむやになり、私はバイトを辞めることになりました。
店長は、私と付き合うために、「妻とは別れるつもりだし、真剣な気持ちだ」なんて言っていたのに、結局はなんの責任もとりませんでした。
どうして、私ってこうなんだろう。いつも、誰かの一番になれなくて、適当に扱われて、不幸になる。なんで??

ダメ恋を選んでいたのは私。自分を親友のように扱うと決めた日

考えても答えは出なかったので、親友に相談してみました。
親友は、「冴子は、自分の価値をまったくわかっていない。あの人たちは冴子にふさわしい人じゃなかった」と言いました。でも、私は彼らのことが好きでした。
親友はさらに、「じゃあ、店長と私が付き合おうとしたらどうする?」と聞きました。私は、「絶対にやめといたほうがいい、って言う」と答えました。ハッとしました。
私は、今まで、親友には絶対に勧めない男性を自分の恋愛相手として選んでいたのです。最初から、二番手の女扱いになることはわかっていたのに、それを、私なら仕方ない、と思っていたのです。
自分に対する評価が低すぎて、自分を大切にできていなかった、と気がついた私は、これからは「もし、私自身が大切な親友だったらどんなアドバイスをするか」を基準に考えて、恋愛相手を選ぼう、と決めました。

親友目線を導入することで幸せになれる相手が見えてきた!

そう決めてからは、既婚者や彼女持ちから言い寄られたとき、その相手がどんなに素敵な相手でも、「親友にはふさわしくない。というか、私の大切な親友になしてくれてるの?」と怒りを感じるようになりました。
そして、ある日、この人なら親友の彼氏にふさわしい、と思えるような男性に出会え、付き合うことになりました。
その相手は、昔の私なら選んでいなかった相手だと思います。
「私なんて相手にされない」と思い込んでいたかもしれません。でも、自分のことを大切に思え、大切な自分にふさわしい相手を選ぼうと思えた現在は、彼こそが「私にふさわしい相手」だと思えています。
今、初めて安心感と幸福感に満ちた関係を築けています。

さいごに

恋をするとどうしても盲目になってしまうもの。
その時の自分の状況や、相手の魅力に抗う事が出来ず、なし崩し的にお付き合いをしてしまう危険性があります。
そんな時に冴子さんの実践した「親友目線」は、「大切な親友に見合う相手かどうか」を考える事で「客観的」な視点と「主観的」な視点をうまく両立させる手段と言えそうです。
もしもあなたがダメ恋に悩んでいるとしたら、冴子さんが実践した「親友目線」を取り入れてみてはいかがでしょうか?
今来 今/ライター
photo by .Allan Filipe Santos Dias


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