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知識と文化の泉。たくさんの本と多国籍なアイテムがミックスされた一人暮らしのワンルーム

  • 2020.8.29
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多様な世界に触れる本を大切に

普段は会社員として働かれている_oooo1221_さん。家具の配置がしやすい正方形の間取りと静かな通りに面していることから選ばれた住まいには、本棚に収まりきれないほどのたくさんの本がありました。

「自分の知らない世界に触れたくて、小説から画集や論文まで種類は様々です。最新の本は少なく、古本屋やネットのフリマサイトで特定の出品者からまとめて購入することが多いですね。」

お住まいのお伺いした際に、やはり印象的だったのがこの積まれた本の山。

「シンプルに本棚に入らなくて積み始めたのですが、SNS上ではウケていて最初は意外でした。でも実際に読めていない本もたくさんあって、本当に積読されているものもあるんですよね。」

鴨の木像が、積まれた本の湖を泳いでいるようで、よりインテリア感を醸し出していますね。

本棚は、ホームセンターで買ったブロックと板で自作されたもの。

本の量を考えると増設したいものの、これ以上高くするとテレビが見づらくなってしまうのが悩みどころだそう。

すでに本棚の中は、2層で埋まっており、見た目以上に本がたくさんあるようです。

窓際に置かれたパーソナルチェアは、本を読みながら寛ぐためにIKEAで購入された屋外用チェアのブロモー

「本は元々、作業を行うデスクで読んでいたのですが、在宅ワークが増え、モニター等を購入する中でデスク上で仕事とプライベートが混ざってきてしまって、落ち着けなくなり購入しました。」

お話の通り、今は仕事が中心となったデスクですが、こちらは住み始めの頃に「かなでもの」で購入されたものだそう。

「65×120cmとダイニングテーブルにも、作業デスクとしても使いやすいサイズのものを購入しました。この後、引っ越すことも考えて次の住まいにも天板だけ変えれば、暮らしに合わせた形で使えるというのが決め手でしたね。」

購入した本を売ることはないという_oooo1221_さん。 「どの本もどこかで役立つことがあると思っているし、実際に役立つので必ず手元に残しています。本の収納については、逆にアドバイス頂きたいくらいですね。現状はデスクの後ろに同様の本棚を作るというのが現実的な話だと思います。」

国や時代を統一しない空間作り

お部屋をぐるっと見渡すと、テイストの異なるアイテムが複数集まってお部屋の雰囲気が作られているのが感じられます。 「一つのテイストで統一してしまうとつまらないので、色んなテイストのものをごちゃごちゃと合わせるようにしていますし、そうして出来た今のお部屋が好きですね。」

本以外で集められているものとして出てきたのがグラスや器たち。

「どのアイテムも、基本はオンラインではなく、実際に足を運んで買うようにしています。コーヒー豆などはネットで買うこともありますが、基本はしっかり目で見て良いなと思ったものを買うようにしていますね。」

海外旅行が好きだと話す_oooo1221_さん、行く先々で琴線に触れたものを購入して、家でも使われているとのこと。

「アンティークなどは現地の市で購入したものです。ロンドンの市でトルコ人から購入したクッションなんかもあるので時代も国も様々ですね。」

籠類は台湾で購入されたものだそう。国が混ざっていてもそれぞれのアイテムが浮かずに調和している古道具店のような一面も感じさせます。

アイテムだけでなく、気にいった包装紙も、ブックカバーに有効活用されていました。

「好きなものを購入していますが、色はなるべく散らないようにしていると思います。植物も同じようなトーンのものにしていますし、そのおかげで雰囲気がバラけすぎないんだと思いますね。」

本もアイテムも自分の世界に未だないものに触れて、知識や経験を広げられている_oooo1221_さん。

色合いに限らず、自身の見識を深めていく日々の姿勢がモノが増えても変わらぬ芯としてあるからこそ、独自の世界観で部屋が整えられていくのだと感じさせられました。 今後、さらに本や多様な文化のアイテムが増えていく中で、どう調和されたお部屋が出来ていくのかワクワクしつつ、私もまた日々の好きを大切にしつつ、未知の世界に触れようとする姿勢をお部屋に限らず大切にしたいなと思います。

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