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感情で食べてしまうのをやめるための4つの方法

  • 2020.8.25
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カロリー計算、分量コントロール、進捗確認。せっかくダイエットするのなら、目に見える成果を出したい。でも、ダイエットが心理戦であることを忘れてはいないかな? 事実、ダイエットをする上で(食べすぎにつながる)感情の問題を考慮する人は10人中1人しかいない。

ヘルスケアプロバイダ『Orland Health』は、1,005名のアメリカ人を対象に、ダイエットを妨げる障害に関するアンケートを行った。その結果、参加者の31%は運動不足、26%は食事管理、17%は健康的な生活にかかる費用が最大の障害であると答えた。でも、ダイエットにおける最大のチャレンジが「心の健康」と答えた人は全体の10%に過ぎなかった。

「心の健康」(精神の安定?)という言葉の意味は確かに分かりづらいけれど、私たちの大半が食生活と運動だけで体重を減らせると思っているのは間違いなさそう。

「心と体は別物に思えるかもしれませんが、この2つは密接に関連しています」と話すのは、著書に『Eat What You Love, Love What You Eat』を持つミシェル・メイ医学博士。

メイ博士いわく私たちはみな感情で食べており、それは全くもって正常かつ健全なこと(良かった!)。年末年始や誕生日を特別な食べ物で祝い、パートナーや友達と豪勢なディナーを囲む。食事から幸福感や安心感を得られるのは確かだけれど、残念ながら、その効果は一時的。だから、食べても食べても満たされない。どれだけ自分に厳しくしても、ジムで汗を流しても、心が食べ物を求める以上は目標が達成できない。

そう聞くとイヤになるよね? でも、メイ博士が言うように、一度止まって自分の体と心の状態に目をやれば、ゴールが一気に近づくことも。

メイ博士の戦略で感情を上手くコントロールし、食べ物と健全な関係を築いていこう。その内容をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

自問自答する

冷蔵庫の前に立ったら、一歩下がって「私はお腹が空いているの?」と自分に聞いて。答えがYESなら何か食べる。答えがNOなら「じゃあどうして食べたいの?」と聞いてみる。仕事でストレスを感じているのかもしれないし、心を癒したいのかもしれないし、死ぬほど退屈なのかもしれない。いずれにせよ、食べ物以外で心のニーズを満たす方法を探してみよう。

制限を排除する

メイ博士によると、感情で食べてしまう最大の要因の1つは食事制限による喪失感。「いろいろな物を制限すると、それが余計欲しくなって結局食べすぎてしまいます」。自制心には限界がある。「好きな物を食べてもいいよ」と自分に許可を出してあげれば、デザートやテイクアウトのディナーほど素敵なものは存在しないと思い込むことがなくなる。よって、クッキーを見るたびに「どうしよう! クッキーだ!」と思っていたのが、「ああ、クッキーね」程度になる。

日記をつける

食事の中身と食後の気分を記録すれば、どんな気持ちや感情が、どんな摂食につながるのかを把握しやすい。「イライラすると必ず塩辛いチップスを食べていることに気付いたら、他のはけ口を見つければいいわけです」とメイ博士。

プロに相談する

感情的な摂食が日常生活の支障になっているときや、大食いがやめられないときは、セラピストの力を借りて軌道を修正していこう。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Kristen Dold Translation: Ai Igamoto

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