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女を求めちゃダメ!? 妻が「産後クライシス」になるのを回避するコツ3つ

  • 2015.5.7
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【男性からのご相談】

30代の男性です。もうすぐ子どもが生まれます。同僚から、「産後クライシスに気を付けろ」と言われました。『産後クライシス』とはなんなのでしょうか。また、『産後クライシス』に陥らないですむ方法があれば教えてください。

●A. 原因を知ることで『産後クライシス』を回避できます。

ご相談ありがとうございます。ウェブライターのうぇぶりんです。

『産後クライシス』とは、産後の夫婦の危機を言います。テレビで特集されたこともあり、最近注目されている言葉です。一般的には、産後0~2年ほどの期間に起きると言われています。

原因はいくつか考えられますが、ホルモンバランスの崩れや産後の体調不良など、主に妻側の心身の変化によるところが多いと考えられています。やみくもに不安がらず、正しく原因を探り、対処していくことで回避できるものです。

●『産後クライシス』を回避するポイント3つ

●(1)産後特有のホルモン変化がそうさせる? ならば開き直りも大切!

産後、女性の体は大きく変化します。女っぽさよりも育児を優先させるように、分泌されるホルモン自体も変わるのです。それまで主に分泌されていた『エストロゲン』や『プロゲステロン(黄体ホルモン)』の分泌量が減り、代わって母乳の分泌を促す『プロラクチン』というホルモンが分泌されるようになります。

この急激な変化により、体の不調やイライラなどが起きるのです。それによって少しのことが気になったり、腹が立ったり、軽いうつ状態になったりと数々の不調が現れますが、これは仕方のないことです。ご主人としては、これらは産後避けられないものと理解し、今はそういう時期だと腹をくくることも必要と言えそうです。

●(2)“女”よりも“母親”! 無理に求めないことも大切です

このように母乳に関わる『プロラクチン』が大量に分泌されるということは、女としてよりも母親としての意識が強まるということです。ただでさえ初めての育児と家事の両立でいっぱいいっぱいのところに、夫婦の危機を回避しようと、夫側が無理に夜のコミュニケーションを求めてしまうと、かえって悪い結果に陥ってしまいかねません。

このホルモンの影響による不調は産後約2年程度と言われていますので、その間は夫婦で話し合い、妻に負担をかけることなくコミュニケーションを図っていくことが大切です。

●(3)パパも育児に参加しましょう

産後の妻の負担は、体だけでなく、精神的にもかなりなものです。夫もできるだけ家事や育児を手伝ってあげることも夫婦の危機を回避するためにとても大切です。赤ちゃんのおむつ替えやお風呂を手伝ってあげるだけでも、相当な妻の負担を軽減できます。またパパと赤ちゃんのスキンシップにもつながります。

家事に関しても、ゴミ出しや買い物など、できることから手伝ってあげましょう。そうした夫のちょっとした心配りや優しさが、妻にはとてもありがたいものなのです。このような積み重ねが、『産後クライシス』から夫婦を守り、家族の愛情を育んでいくことでしょう。

【参考リンク】

・女性ドクターがアドバイス【産後の不調をレスキュー】 | Baby-mo Pre-mo(主婦の友社)

●ライター/うぇぶりん(児童英語講師)

旅行代理店にて、10年間、渡航手続き業務や国内及び海外旅行カウンターでの業務に従事。出産を機に退職した後は、司会の勉強をし、50組の結婚式や披露宴を担当しました。現在は自宅で児童英語教室を開いています。上の子も20歳になり、子育てもひと段落。子育てや仕事など、自分の経験を生かした記事をどんどん書いていきたいと思っています。

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