もう泣きましたか？失恋から立ち直れない人に伝えたい前を向く方法

付き合っていた彼氏にフラれてしまったり、勇気を出して告白したのに上手くいかなかったり、失恋って凄くショックな出来事です。

「立ち直って前を向かなきゃ」と思ってはいても、なかなか上手くいかずに辛い時間ばかりが増えてしまいますよね。

でもそれは当たり前のこと。失恋のショックの中にいる時に冷静になろうとしても難しいものです。

この記事では、失恋を乗り越えて前を向くための方法を3つお伝えします。

冷静になれない時だからこそ、客観的な意見をちょこっとだけ取り入れてみてくださいね

失恋した時、「失恋で泣くなんてみっともない」と思ってしまったり、「凄く落ち込んでいるのに涙が出ない」なんてこともあるでしょう。

でも、失恋を乗り越えて前を向くためには早い段階で泣いてスッキリしてしまった方が良いのです。

誰でも過去に涙を流したことはあると思いますが、その時って不思議とスッキリした感じになりませんでしたか？

実はそれって、ストレスの原因となるホルモン等が涙と一緒に体の外へ出て行ってくれるからなんだとか。

感情って自分の中に溜め込んでおけば置くほど膨らんでしまい、しかもそれが固まってほぐれにくくなってしまいます。

そんな固まった感情が涙を流すことでデトックスされるのでスッキリするということなんですね。

「なかなか泣けない」と言う人は、あえて元カレとの楽しかった思い出を想像してみたり、感動系の映画を観てみたり、自分から積極的に涙を流しにいくのもおすすめです。

誰でも付き合っている時には相手のことを「この人しかいない！」と考えてしまうもの。

だからこそ恋人を失ったりフラれた時に強い喪失感に襲われて落ち込んでしまいます。

でも、今感じている「この人しかいないのに…」という感情も、時間が経てば必ずと言っていいほど風化していきます。

過去に失恋をしたことがある人なら、その当時のことを思い出すとそれがよく分かるはず。

どれだけ大切に思っていた人でも、別れて距離が離れて時間が経つと次第に忘れてしまっていたのではないでしょうか。

人はこの"忘れる"という能力のおかげで、精神の安定を保つことができるのです。

今が辛くて、何も手につかない気持ちは分かります。

でもその気持ちは時間が必ず癒してくれるので、絶望を感じる必要はありません。

大好きだった恋人と別れると、自分の中から何か大きなものが抜け落ちてしまったような感覚になります。

いつも一緒に食べていた夜ご飯を一人で食べている時、朝布団で一人で目覚めた時、そんな時には喪失感を感じますよね。

もし付き合っていた期間が長ければ『この数年間は何だったんだろう』という気持ちにもなるかもしれません。

また、『自分に魅力が無いからフラれたんだ』と自分の存在を否定的に考えてしまうこともあるでしょう。

でもその男性と付き合う前、出会う前、そして失恋する前のあなたと、今のあなたでは全くの別人なのです。

フラれた原因が自分にあったのなら、それを見つめ直すことで人として一回り成長できます。

恋人と一緒にいた時間や、一緒にいてドキドキしたり感動した経験はあなたの感受性を豊かにしています。

失恋で酷く落ち込んだ経験は、今後落ち込んでいる人を元気づけるために役立つかもしれません。

つまり、別れを含めてその男性と過ごした時間は全てあなたの魅力に変わるということ。

そしていつか、より素敵な恋人や友人と出会うための役に立つのです。

物事に悪い面があれば、必ず良い面もあるということを忘れないようにしましょう。

失恋はとても辛くて悲しいものです。

立ち直ろうと思ったってすぐにできるものではありません。

でも、少しでも早く立ち直るためにできることもあります。

まずは涙と一緒にどうしようもなく固まってしまった辛い感情を吐き出すこと。

そして焦らずに失恋を受け入れて自分のものにすること。

そうすればきっと、気づいた頃には失恋を乗り越えている自分に気づけます。

焦らずゆっくり、自分の感情と向き合ってみてください。