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「男は単純な生き物なのだ。僕もあの時…」【ティモンディ前田裕太の乙女心、受け止めます!】

  • 2020.8.23
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今宵も受け止めますよ

さあ、今週もみなさんやってきました。

お仕事、学校などなど、

日々にお疲れ気味の女子たちの心を癒す連載

今宵のテーマは

「僕の夏の恋心」について…♡

♥♥♥♥♥

長雨は嫌だなあ、と辟易していたが、梅雨が明けたら明けたで熱射日が続く。

季節の変わり目でもあるので乙女達は当分の間は自分を甘やかして無理しないのが良い。

さて、今回は編集部の方からの要望があったので、我が夏恋の路についてお話ししようと思う。

当時小学生の頃の私は、同級生のりなちゃんに恋をしていた。

図工の時間の時にノリをくれたからである。

単純な、と嘆く者もあろう。

そんな方には胸を張って言おう。

男は単純な生き物なのだと。

そもそも恋なんて独り善がりなものなのだけれど、他人に迷惑をかけていなかっただけ褒めて欲しいくらいである。

そんなノリで彼女に心がくっついてしまった私は、彼女に良いところを見せようと息巻いていた。

私の小学校は夏になると遠足で鎌倉へ行くのだけれど、その時に彼女と同じクラスだった私に絶好のチャンスが回ってくる。

道中、クラスの全員でバス移動をする最中に、バスに搭載されたカラオケ機能を使ってみんなでカラオケ大会が始まったのだ。

彼女に良いところを見せたい私は、歌う様を見てもらいたいと思い立候補した。

ただ、勢いよく行ったのだけれど、いざ歌おうとした時に何の曲を歌って良いのか分からなくなってしまった。

冷静に考えて、シンプルに当時流行っていた曲を選ぶのがベストだろう、と歌う曲を検討した。

そこまで歌の上手くない者の、知らない曲を聞かされている時間は、大人になった今でも腰あたりがムズムズする時間が流れることになってしまうことを当時の私は知っていた。

私の頭の中にあったのは、当時流行していた「お魚天国」か、はっぱ隊の「yatta」の二択。

今思えばどちらの道も彼女の好意を得るには険しい獣道。

ただ、好いている相手の前でyatta!yatta!と踊り歌う度胸は当時の私にはなかったので、無難にお魚天国をチョイスした。

無難と云う言葉がこれに当てはまらないことは言うまでもない。

団子三兄弟を歌っておけばよかった。

成人式で久しぶりに再会した際にも、彼女の前では格好つけて、居酒屋で頼んだこともないのに商品の響きだけで、ホッピーの外だけを注文したりしたこともあった。

今思い出すと赤面することが多いのだけれど、その思い出も今の自分を作った要素である。

自分の中では大切な思い出なのだけれど、目も当てられないのは言うまでもない。

♥♥♥♥♥

なになに?

「もっと前田さんに受け止めてほしい」?

乙女たちよ。

今すぐ、溢れんばかりの乙女心をもっと

前田さんに受け止めてもらおうじゃないか!!

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