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川崎病のステロイド治療がスタート、副作用や入院期間に衝撃…!【長男の川崎病と職場の板挟みで大変だった話 Vol.8】

  • 2020.8.22

■前回のあらすじ
病院の先生の粋な計らいや同僚の気遣いで、仕事を少しお休みできることになったのですが…。


■副作用と入院期間に衝撃…!
さっさく主治医の先生から詳しい説明を受けました。



皮膚科のぬり薬でよく耳にしていたステロイド、体の中にも投与する治療もあることをこの時の初めて知りました。

そして副作用についてもいろいろ教えていただきました。



感染症にかかりやすくなる
緑内障
異常な食欲
ムーンフェイス
まん丸に膨れ上がるお腹

さまざまな副作用…、たくさんありすぎて頭に入りませんでした。

そしてステロイドの薬を使った場合、川崎病の症状が改善しても、すぐに薬の使用をやめることができないそうなんです。



いきなりステロイドを辞めてしまうと、体の中の免疫が「働かなくても大丈夫なんだー」と勘違いして機能しなくなってしまうのだそうです。なので症状が改善してきたら、次は毎日少しずつステロイドを減らしていって2週間ほどかけてゼロにしていき、それで大丈夫そうだったらやっと退院ということに…。

症状が良くなったらすぐに退院できると思っていたので「ガァァァン!」とショックを受けたことをよく覚えています…。


■ステロイド治療開始、しかし…
ステロイド治療を始めると次の日には熱が下がった長男。ステロイドの効果ってすごいなと改めて実感していました。



点滴の管から小さい注射器のような物を使って、看護師さんがちょっとずつゆっくりと投与していれてきました。

しかし…、



最初は少し痛そうにしてる感じだったのですが、毎回やるたびに痛みが増してるのか、だんだんひどく痛がるようになった長男…



そう言ってぐるぐるに巻かれていた包帯を外して点滴を取って見ると…



もうまん丸に長男の手が腫れていたのです…。

そりゃ痛いわ…、長男早く気づいてあげられなくてこめんよ…、と申し訳ない気持ちになりました。

恐らく何かの拍子に点滴が少しずれてしまったのかもとのこと…。

これを機に「一度点滴をやめて、飲み薬に変更してみましょう」と提案していただきました。

やっと長男をこの点滴生活から解放してあげられる! と喜んでいたのですが…思わぬ落とし穴があったのでした…。

次回に続きます。


※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。必ず診療機関にご相談ください。

(Arare)

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