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注目のアート作品が多数登場。天王洲の新スポットで「artTNZ」開催

  • 2020.8.21

2020年9月17日〜21日の期間に、東京・天王洲で「artTNZ(artTNZ produced by AFT with APCA)」が開催される。これは、3月に開催される予定だった「アートフェア東京」の中止を受け、新しく練り上げられた注目のアートイベントだ。

新型コロナウイルスへの感染防止対策として、多くの美術館やギャラリーの会期延期・中止などが相次ぎ、多くの人がアートと触れる場を数カ月以上失っている。

そこで開催が決まった「artTNZ」は、失われてしまった「アートと直接対峙できる場」を創出するイベントとして企画された。

会場は「TERRADA ART COMPLEXII」。国内外の作品を扱う、実績ある8つのギャラリーが入居する「TERRADA ART COMPLEX」に隣接する形で9月にオープンする、天王洲の新たなアートスポットだ。今回の「artTNZ」は「TERRADA ART COMPLEXII」のオープンにより、さらにアートの街として注目されることとなる、天王洲を象徴するイベントともいえる。

<Self portrait, funny smile./大野智史>Harumari Inc.
<止め石/アーグネス・フス>Harumari Inc.

参加アーティストは日本に関わりのあるアーティストたち。「止め石」のアーグネス・フスや、オブジェクトを布で覆うユキエ・ホリなど、イタリア、メキシコなどの世界10カ国以上の国から作品が集結する。

<A garden to Hélio Oiticica/ユキエ・ホリ>Harumari Inc.

また「artTNZ」の開催にあわせ、天王洲のほか国立科学博物館やハレザ池袋パークプラザなど、都内各所でサテライトイベント「World Art Tokyo 〜SatelliteS〜」も開催される。

美術館やギャラリーが軒並み休館となり「アートは生活に必要なものだ」と実感した人も多いかもしれない。国内外のアーティストの作品に触れ、さらに今の時代を顧みることもあるだろう。この機会に、天王洲を起点とした都内を巡るアート散歩を楽しんでみては。

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