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GISELeスタイリストの支持が集中した「穏やかなトーンのAラインスカート」

  • 2020.8.20
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SNAPをヒントに、スタイリングの土台となるベーシックアイテムを深掘り。アイテムそのものの選びとこなし方、組み合わせや配色など…。「シンプルの中にひそむ”今”」をスタイリストが解説します。

CHIC SKIRT
「穏やかなトーンのAラインスカート」
デイリーユースのしやすい、落ち着いた色みのスカートにスタイリストの支持が集中。見る人に気張った印象を与えない、風合いや丈の見極めるべきポイントとは?

A.「まろやかな白でつなぐ」

B.「黒T合わせでよりほっそり」

C.「黒ジャケットでクールダウン」

樋口さん 古着屋にありそうなAの真っ白すぎないスカートは稼働率が高いと思う。細かいギャザーがデザインっぽく見えるため、シンプルなタンクやTシャツを合わせるだけで十分さまになる。ワントーンでまとめると定番服どうしも今どきに見えるので、私もよくやります。
渡邉さん サテンスカート(B)は、落ち感と光沢の効果でやせて見えるからありがたい。+黒Tで上半身も締めていて完璧です。
樋口さん パンツと同様、スカートでもサテンはよく見ますね。ティアード型のCは少々ドレッシーな印象なので、黒ジャケットなど辛口のアイテムと合わせるのが好バランス。ベージュのTシャツで、グラデをつくってもステキだと思います。

D.「甘いブラウスがたやすくなる」

E.「形はふつう、配色だけ新しく」

F.「大げさなバッグをアクセントに」

G.「潔い白に効かせるベージュ」

岩田さん トップスの甘さをおさえる目的でDのようなくすみ色スカートも重宝しそう。デニムを合わせることが多かった白ブラウスも、カーキのスカートにかえるだけでグッと洗練されて見えると思います。
渡邉さん 確かに渋色っていうだけで、こなれ感が増しますね。私がいいなと思ったのはE。グレー×ネイビーっていう知的かつレトロな合わせが、無難なアイテムどうしを新鮮に見せている。ハーフパンツが浸透したからか、短めの丈感もまた気になってきました。Fはハンパ丈のワンピと大きいバッグとのメリハリ感が絶妙。いちばん好きなのは、贅沢に生地を使ったGの白ワンピ。ベージュ小物でまとめた大人っぽさも最高です。
樋口さん 白は小物が映えるので、バッグや靴の色にもこだわりを。今シーズンらしくベージュで統一したところがかわいいです。

H.「重厚な小物づかいも似合う」

岩田さん ナチュラル素材の小物やビーサンで飾ると、また違った顔が楽しめそうですね。Hみたいに鎖骨がのぞくタイプのワンピは、リース中にも見かけました。
樋口さん 体型を隠せて着やすいぶん、やぼったく見える恐れもあるこの手のシルエットは、胸元や腕をしっかり見せることでオシャレなバランスに。上半身に抜けがあるぶん、黒レギンスやデニムを仕込む着方もアリだと思います。
岩田さん コンバース合わせなど、足元をカジュアルダウンさせるのもよさそう。

TALK ROOM


MAKIKO IWATA
きちんと感を保ちつつ、旬要素をとり入れたスタイリングを提案。遊び心の効いた小物を選ぶことが多く、今回のSNAPでは色バッグが気になったそう。


KAORI HIGUCHI
シンプルなのに目を引くシルエットバランスに多くの支持が。そでのまくりぐあいやインナーの見え加減など、小さなポイントにもこだわりが凝縮。


KEIKO WATANABE
品がよくて女性らしいアイテム選びと、スタイルUPをあと押しする、はおりや小物の使い方に定評あり。私服は動きやすさを重視したワントーンが多め。

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