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4つの方法で始めよう! 細胞のアンチエイジング

  • 2020.8.15
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30兆を超える数の細胞を同時にアンチエイジングする術はある。

DNAに栄養を与える

サーモンやマグロなどの魚に含まれており、抗炎症作用のあるオメガ3脂肪酸は、テロメアをダメージから守ってくれる。その一方で、テロメアに毒を盛るような食品もある。「とりわけ加工肉や砂糖は、テロメアの維持に大きな悪影響を及ぼします」とエペル博士。

よって、こういった食品の摂取量を最小限に抑え、可能な限りフリーレンジの卵やオーガニックの肉をを選ぶことが大切。また、「テロメアを伸ばす」という売り文句のサプリメントは、安全性や有効性が実証されていないので避けること。

前向きでいる

皮肉な言葉、敵対心、悲観主義はどれもテロメアの負担となる。「現代人の生活にはストレスがつきものです」とエペル博士。「大事なのは、その状況にどう対処して、その状況からどう立ち直るかということです」。マイナス思考に陥ると、ストレスホルモンが分泌されてテロメアに危害を与える。

そんなときはストレスフルな状況を映画のワンシーンととらえ、自分の思考と距離を置こう。あなたは、それを見つめる観客のひとりにすぎない。

老化要因を撃退する

テロメアを守る上で何よりも重要なのは運動。運動は、テロメアに悪影響を与える「体内の炎症」と「ストレス」を撃退してくれるから。「あなたが運動をしたくないと思うときこそ、テロメアが運動を必要としています」とブラックバーン博士。

中強度の有酸素運動を週3回、45分ずつ行えば、擦り減ったテロメアを修復するテロメラーゼという酵素の活性レベルが2倍になることもある。

でも、オーバートレーニングはテロメアを傷つけるので、週末にハードなワークアウトをまとめてやるのはオススメできない。

休暇を見直す

リフレッシュしたいなら、ビーチ以外の目的地を検討してみて。エペル博士とブラックバーン博士によると、6日間の瞑想リトリートはテロメアの保護につながる。

ウェルネスや瞑想のリトリートを企画する旅行会社は年々増えているけれど、目的地にかかわらず、休暇中にマインドフルネスを実践することは可能。エペル博士が言うように、日常のタスクから解放される休暇中こそ、ストレスに強くなるためのスキルを身に付けるチャンス。

※この記事は当初、アメリカ版メンズヘルスに掲載されました。

※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。

Text: Julie Stewart Translation: Ai Igamoto

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