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「一度きりの人生を、自分らしく生きるすべ」を教えてくれるヴェイユの11の言葉

  • 2020.8.14

最も有名な女性哲学者の一人といわれるシモーヌ・ヴェイユ。フランス・パリで生まれ育ち、第二次世界大戦中に、34歳という若さでこの世を去った彼女。生前は、ほぼ無名だったヴェイユですが、膨大な量のノートや手紙に、その思想が残されていました。そして、ヴェイユの想いは、戦後、知人らの手によって編集・出版され、世界中へ広まることに。

触れた人の心を、時には奮い立たせ、時には優しく包み込んでくれる、ヴェイユの前向きで力強い、芯の通ったことば。“かけがえのない一度きりの人生を、自分らしく、たくましく生きるすべ”=まさにYOLOのスピリットでもある、大切なことを教えてくれるヴェイユの思想に、あなたも触れてみませんか?

女性哲学者シモーヌ・ヴェイユが残した、11の言葉

01:
「たとえ、歳月を重ねた奮闘努力が、少しも報われないと思える時でも、いつの日か、その努力にちょうど見合うだけの光が、あなたの魂にみなぎるものです」

02:
「自己の中に深く没入すれば、自分の求めるものがそこにあることを知る」

03:
「求める目的とは反対の結果を生む努力がある。一方、たとえうまくいかないことがあっても、いつも有益な努力もある」

04:
「未来は待つべきものではない。作り出さなければならないのだ」

05:
「私達が認識できる限り、人間存在の唯一の目的は、単に生きることの暗闇に火をつけることである」

06:
「未来は現在と同じ材料でできている」

07:
「美しいものには、相反するもののさまざまな一致が含まれているのだが、特に瞬間的なものと永遠なものとの一致が秘められている」

08:
「天才とは、暗い闇夜を乗り越えていく力の異名のことです」

09:
「純粋に愛することは、隔たりへの同意である。愛するものとの間にある隔たりを、何より尊重することだ」

10:
「根づきたいという魂の欲求は、最も重要でありながら、最もないがしろにされている」

11:
「純粋さとは、汚れをじっと見つめ得る力である」

ライター:中村千春

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