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アディダスの国内最大店舗「RAYARD MIYASHITA PARK」が新コンセプトをかかげオープン

  • 2020.8.7
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2020年7月28日、東京・渋谷にアディダス ブランドセンター「RAYARD MIYASHITA PARK(レイヤードミヤシタパーク)」がオープンした。昨今のトレンドを詰め込んだ新店舗は、渋谷という街の新たなランドマークとなりそうだ。

「RAYARD MIYASHITA PARK」がオープンしたのは、かつて宮下公園があった再開発エリアだ。2階建ての店舗は国内最大級の規模を誇る。「東京」をコンセプトに、店舗デザインと商品を開発した。

「RAYARD MIYASHITA PARK」内の「トーキョーショップ」は日本初登場の店舗。「TKY」のネオンサインが印象的な店内では、東京をテーマにデザインしたアディダスTシャツのほか、日本人アーティストがデザインした店舗限定Tシャツも販売されている。

またSDGsが叫ばれる昨今、店づくりにサステナブルな機能をプラス。この取り組みも、アディダスの国内店舗では初の試みとなる。

1階に設けたサステナビリティエリアでは、什器や装飾などにリサイクルポリエステルやファブリックを再利用している。展示されているアイテムも、海上を浮遊していたプラスチックごみをアップサイクルした「PARLEY OCEAN PLASTIC」が原材料になっているのだ。

海洋プラスチックの問題に関心が高まって今、アパレルやフットウェアからも環境問題への提起がなされる、まさしくサステナブルな取り組みだ。

エントランスには、一筆画家で知られるNANDE(南出直之)が手掛けた暖簾型のエントランスバナーを設置。1階から2階に渡って吊り下げられたバナーデザインは、森羅万象をイメージしたもの。アーチ状に配置したのは地球という球体を意識したという。

今回のオープンにさしあたり、オープン記念の限定Tシャツも販売。デザインは店内装飾を手掛けたRON TOPAZ(ロントパーズ)とNANDEが担当している。

宮下公園は渋谷を象徴する公園でもあったことから、以前の姿が懐かしく感じられる人もいるかもしれない。しかし、「RAYARD MIYASHITA PARK」として生まれ変わったことで、今の東京のトレンドを体現する新スポットとして、新たな役割を担いそうだ。

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