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ポール・マッカートニー、ザ・ビートルズの解散当時を振り返る。

  • 2020.8.6
Photo_ Samir Hussein/WireImage
Paul McCartney performs live at The O2 Arena on December 16, 2018 in London, England.Photo: Samir Hussein/WireImage

ポール・マッカートニーが、ザ・ビートルズの解散時にメンバー間に確執があったという捉え方は間違いだとUK版『GQ』のインタビューで語った。「ザ・ビートルズが解散した時、僕らがいがみ合っているという誤解があったようだ。でも今思えば、あれは1つの家族だった。集団であり、家族のような仲間だった。そして、家族間には争いはつきものだ。これをやりたい人もいれば、あれをやりたい人もいる」

1970年代にバンドが解散した後、ポールは酒に頼る生活を送っていたという。「(解散前は)メンタルヘルスの問題を抱えるほどの時間もなく、ただ、もうどうでもいいやという気持ちで飲んだくれて寝ていた。(メンタルヘルスへの)影響はきっとあっただろうね。とても気分が落ち込んだ時期だったから」

Photo_ Mark and Colleen Hayward/Getty Images
The Beatles at TVC animation Studios in London, 6th November 1967, Ringo Starr, John Lennon, George Harrison, Paul McCartney. They were taking part in a short film called 'A Mod Odyssey' about the making of 'Yellow Submarine'.Photo: Mark and Colleen Hayward/Getty Images

バンドの絶頂期にはジョン・レノンと代表曲を次々と世に送り出したポールだが、その過程は時に難しいものだったとして、ジョンの妻オノ・ヨーコが公にポールの貢献を否定したことで、さらにその状況は悪化したという。「ヨーコがあるインタビューでこんなことを言っていたのを覚えてる。まぁ、彼女はジョンの大ファンだったわけだから気持ちは分かる。でも、そのインタビューの中で彼女は『ポールは何もしなかった。したことと言えば、スタジオを予約しただけ』と言ったんだ。僕は『えーと、違うけど?』って気分だった」

しかし、1980年にジョンが殺害される以前にその関係は修復し、それ以降ずっと友人だったとして、「そういう意味ではとてもラッキーだった」と振り返った。

Text: Bangshowbiz

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