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「ドン ペリニヨン」の元醸造最高責任者が、日本酒ブランド「IWA」を始動。

  • 2020.8.3
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IWA5(720ml)¥13,000
IWA5(720ml)¥13,000

28年にわたり、5代目醸造最高責任者としてドン ペリニヨンを率いたリシャール・ジョフロワ氏が手掛けた日本酒ブランド「IWA」が誕生した。その生誕の地として選んだのが、会社名「白岩」、およびブランド名「IWA(岩)」の由来になった富山県立山町白岩だ。世界有数の深雪地であり、日本アルプスが磨いた清らかな水が流れ、10ヘクタールの広大な稲田が広がる。

ジョフロワ氏は、五感に響く日本酒らしい日本酒を作りたいと考えたという。そこで、既存の精米歩合を基準とした価値観にこだわらず、複数の日本酒をブレンドするといった手法を取り入れた。

ブランドの最初のリリースとなる「IWA 5」は、様々な醸造の伝統技法を駆使。異なる産地で栽培された山田錦、雄町、五百万石の酒米、5種類の酵母が、オーケストラのように「IWA 5」の旋律を奏でる。なお、「IWA 5」は完成されたレシピを持たず、実験的なプロセスをたどりながら、少しずつ、絶妙に進化していく予定だ。

ボトルデザインを手掛けたのは、マーク・ニューソン氏だ。伝統的な日本酒のボトルに、今までにない深い色味をもたせ、ベルベットのような艶のある質感に仕上げている。書道家 木下真理子氏とアートディレクター 中島英樹氏のコラボレーションで生まれた白い硝子の層からなる書は、ボトルに躍動感を与え、静と動のコントラストをもたらす。

2021年春には隈研吾氏によって設計されたコンテンポラリーな酒蔵「白岩」が富山県立山町白岩にオープンする予定だ。

リシャール・ジョフロワ氏
リシャール・ジョフロワ氏
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https://iwa-sake.jp

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