奮発したのに使わなくなった美容家電3選

使うだけで美しさを格上げしてくれそうな美容家電。しかし、美容のためには使い続けることが大切であり、継続できなければ宝の持ち腐れになってしまうもの。コスメコンシェルジュの筆者が、知人に聞いた「買ったけど使わなくなった美容家電」をご紹介します。

■専門家によって評価が分かれる「美顔ローラー」

「テレビを見ながらコロコロするだけ」という手軽さが受け、広く親しまれている美顔ローラー。よく耳にするのが、「たるみが気になって取り入れたけど、皮膚科医が逆効果だと言っていたからやめた」という意見です。適度な使用ではきゅっと引き締まったような感覚が得られますが、過度な使用は肌へのダメージが懸念されるため、製品ごとに定められた使い方や使用時間を守ったほうがよいでしょう。

■週に1回のお手入れを忘れてずるずると「電動洗顔ブラシ」

毛穴にたまった角質や黒ずみ、肌のごわつきなどのお手入れに活躍する電動洗顔ブラシ。その使い心地や使用後のすっきりとした肌に、感動したことがある方も多いのではないでしょうか。

電動洗顔ブラシは洗浄力がとても高いため、一般的に週に1回程度に使用頻度が制限されています。「たまにしか使わないものって面倒になるんだよね」「冬はあまり必要ないから、そのまま存在を忘れていた」など、定期的な使用を怠ると、そのままずるずると使わなくなるケースが多いようです。

■結局うまく巻けない……「オートカールアイロン」

自動で髪を巻くことができるオートカールアイロンは、もの珍しさから購入したという人がちらほらと。便利なアイテムではあるものの、その評価は大きく分かれている印象です。

「早く巻けて便利」「自分で巻くより綺麗」などポジティブな意見もあれば、「実際にやってみたらうまく巻けない」「髪が中で巻き込まれて引っかかって嫌になった」など予想とは異なる仕上がりや使用感になったという声もありました。

■ニーズや性格に合わせた美容家電を選んで

せっかく買ったものを使わなくなるのはもったいないもの。美容家電を買うときは、ニーズや性格と照らし合わせて、本当に長く使えるかどうかを意識して選ぶことをおすすめします。

文・古賀令奈（コスメ＆メイクライター・古賀令奈の『まいにちがコスメ日和』）