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運命の人って本当に現れる?ちょっと否定的に解説します

  • 2020.7.30
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「出会った瞬間にビビッときて…」そんな体験談を耳にすると、やっぱり運命の人っているんだな、なんて感じてしまうものですが、本当に運命の人って自分の前に現れるのでしょうか。

この記事では、「運命の人ってどんな人?」「本当に現れる?」という疑問に対して、ちょっと否定的に解説していきます。

でも決して「運命の人なんかいませんよ」という身も蓋もない結論にはなりませんから、少しでも"運命の人"という存在に興味がある人は読み進めてみてください。

そもそも運命の人ってどんな人?

まず大前提として、運命の人ってどんな人のことを言うのでしょうか。

実際に『運命的な出会いを感じて結婚した』という人の話を見てみると、「出会った時に、この人と結婚するんだろうな。と感じた」なんて意見が多く見られます。

つまり、出会った瞬間のフィーリングで明らかに他の男性と違うものを感じたのなら、それは運命の人かもしれないということです。

もう少し具体的に考えるなら、運命の人は匂いや肌に触れた時の感触が心地よい人だとも言えます。

なぜなら、嗅覚や触覚で感じる心地よさはお互いの努力で得られるものではなく、遺伝子レベルで決まってしまっているものだからです。

そういう意味で言うと、"一緒にいて楽しい人"というだけでは運命の人だと言えないということですね。

運命の人に出会う可能性はあるけど、出会いを待つのは間違い

実際に「出会った瞬間にビビッときて…」と言っているカップルがいる以上、運命の人というものは存在し、誰にでも出会う可能性はあると言えます。

でも、いつその人に出会えるかどうかも分からないし、一生会うことがない可能性だってあるのです。

さらに言えば、自分にとっての運命の人が本当に存在するのかどうかも証明はできません。

だから、運命の人に出会う可能性はあっても、その出会いを待つことはおすすめしません。

「いつか運命の人が現れるはずだから…」といつまでも恋人を作らずにいたり、「この人は運命の人じゃないかも」なんて理由で恋人と別れてしまったり、そんなことでは一生独り身の可能性の方が高くなってしまいます。

運命関係なしに幸せな夫婦の方が圧倒的多数

世の中に存在している幸せな夫婦の中に、「運命を感じて結婚した」というカップルはどのくらいいるのでしょうか。

少なくとも筆者の周りにはそういう夫婦はいないですし、きっとみなさんの周りの夫婦に聞いてみても運命的な出会いをした人は少数派のはずです。

でも運命的な出会いかどうかに関係なく彼らはみんな幸せそうですし、本人たちも幸せだと言っています。

そうなってくると、「運命の人と結婚したら幸せになれる」という考えはちょっともったいないような気がしてきませんか?

『この人は運命の人かどうか』なんて考えていても、二人の関係は良くなっていきません。

むしろ『この人と幸せに暮らすにはどうしたら良いか』をお互いに考えて話し合い、補い合っていくことの方が建設的です。

運命という不確定な要素にとらわれずに、今目の前にあることに集中する方が大切だと筆者は考えています。

さいごに

運命の人は確かに存在するはずです。

だって実際に運命の出会いを果たしている人がいますから。

でもそれは探したり待っていたりしても見つかるものではありません。

それなら、運命の人が見つかった時に初めて"運命の人"という存在について意識したら良いのではないでしょうか。

出会ってもいない運命の人に心を奪われてしまうのはもったいないことです。

運命の人をただ待つのではなく、今自分の近くに実在する人たちに目を向けて、能動的に出会いを探してみてはいかがでしょうか。

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