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崩れにくい〝マスクメイク〟大公開♡プロ直伝!上品な目元に仕上げるアイメイク術

  • 2020.7.30
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マスクが必須の今年の夏。例年以上にメイク崩れ対策が必要になるし、そもそも半分顔が隠れるせいで、いつもと同じメイクじゃ全然盛れない(涙)。そこで、マスクでも可愛く見える最適メイクを、andGIRL読者からも大人気のヘアメイク・長井かおりさんが緊急レッスン!!ここでは、マスクありきのアイメイクテクをご紹介します。

目だけ浮く!目がキツく見える!

アイメイクNOTブラウン盛り、ラインとまつ毛で目力UP。

いつものメイクだと、マスクの白と目元の色の差が強すぎて、目元が重く見えがち。延長ラインやスッと長いまつ毛など、色ではなく線で盛って、繊細かつ上品に仕上げるのが正解です!

いつものメイクとマスクメイクの違いはコレ!
  • アイシャドウはNOグラデ

濃い色でグラデにすると、マスクの白との色の差で目元が暗くくすむし、陰影も強すぎてハデな印象に。マスクの際はNOグラデが鉄則。

  • アイラインを長く引いてデカ目に見せる

マスクで視線が横に引っ張られるため、目の縦幅を強調する濃いアイラインだとちぐはぐに。目尻を長くした方がデカ目に見えてお得!

  • まつ毛は根元からしっかりカールする

マスクをしているとほぼ目元しか見えないから、目は最大の盛りどころ。根元から余さずカールアップして、存在感あるまつ毛に仕立てて。

目元だけでこんなに印象が変わります!

いつものメイク+マスク

不健康そうなのにどこかハデな印象もあっていろいろもったいない!

  • 眉・・・ダークブラウンでキリッとシャープに
  • アイライン・・・黒ラインを目頭から目尻まで
  • 下まぶた・・・ラメシャドウで涙袋盛り
Zoom up
  • まつ毛・・・中間からナチュラルにカール
  • アイシャドウ・・・ブラウンシャドウでグラデーション
長井流マスクメイク+マスク

ハッピーオーラ満開でマスクしてるのにちゃんと夏っぽくてヘルシー♡

  • 眉・・・眉尻長め&オレンジシャドウでふわっとぼかす
  • アイライン・・・ブラウンを中間から目尻オーバーに
  • 下まぶた・・・何も塗らなくてOK
Zoom up
  • まつ毛・・・根元からしっかりカール
  • アイシャドウ・・・オレンジ色を単色塗り

■アイラインは横に長くして自然なデカ目に!

マスクをするときは、アイラインを気持ち長めに引いた方が映えます。最適な長さのサイズは骨格や好みによっても違うから、〝いつもよりちょい長め〟を意識すればOK。

Use it
andGIRL右・キャンメイク クリーミータッチライナー 03¥650/井田ラボラトリーズ 左・ヴィセ リシェ グロッシーリッチ アイズ N OR-2 ¥1,200(編集部調べ)/コーセー
  • やりすぎ感のないブラウン
  • にじみにくいジェルタイプ
1. いつもより長めに引いて横長マスクに負けない目元に

目尻側半分or1/3の位置から、目尻を延長させるようにライナーでアイラインを引く。いつもより気持ち長めに引くと◎。ペン先をこきざみに動かすとキレイなラインに。

2. ブラウンシャドウでボカせばラインが密着

パレット右下のブラウンを細いチップでアイラインに重ね塗り。粉を重ねることでアイラインが落ちにくくなるうえ、ニュアンスが出てシャドウなしでも華やかな目元に。

このくらい延長してOK

上・いつもメイク

下・マスクメイク

それでも盛り足りないなら・・・

オレンジシャドウの単色塗りで血色チャージ。

マスク中はチークもリップも見えないから、シャドウは血色を補える色が◎。パレット左下のオレンジをキワからアイホールに指塗りして、ヘルシーな華やぎを。

■まつ毛は根元からしっかりカールすると暗く見えない!

根元からカールアップすることで、目に入る光の量が増し、瞳の輝きがUP!根元からまつ毛を上げるためのビューラーテクや正しいマスカラの塗り方も再確認して!

■ビューラー・・・しっかり上げるとマスクでも映える

Use it
andGIRLアイラッシュカーラー N 213 ¥800/資生堂

日本人の目元にフィットする設計で、使い勝手◎。

1. ビューラーをまぶたに押しつけて根元をしっかり挟む

ビューラーのカーブをまぶたに当てたら、そのままグッと軽く押す。すると上まぶたがめくれて、隠れていたまつ毛の根元が露出するので、ここを挟んで。

2. 小刻みに上げ、毛先までカールすると瞳の透明感もUP

根元を挟んだら、ビューラーでまぶたを押したまま、中間→毛先とビューラーをズラしながら挟んでいく。白目が見えるぐらい、まぶたを持ち上げることが大事。

ビューラー中の正しい姿勢はコレ!

ひじが下がっているとまぶたが下に引っ張られて上手くまつ毛が上がらないから、ひじは必ず上げて行って。

根元から上げるとこんなに違います!

上・いつもメイク

下・マスクメイク

■マスカラ・・・下地とのW使いでカールをキープ!

Use it
andGIRL右・キャンメイク クイックラッシュカーラー 透明タイプ ¥680/井田ラボラトリーズ 左・カールキーパー マスカラ ¥1,500/ディー・アップ

右・上向きカールを形状記憶してぱっちりまつ毛が1日持続。

1. ビューラー直後に下地を塗り、カールをロック

まつ毛を持ち上げるように下地を塗る。余分な液はフチで落とし、ジグザグ塗りではなくスッとまつ毛をとかすように塗って。

2. まつ毛を指で触って、毛先のくっつき防止!

下地を塗ったら、すぐに指でまつ毛を押し上げつつ軽くなでて余分な液を取る。これでマスカラを塗ってもまつ毛同士がからまず、スッと繊細な扇まつ毛に。

3. 下地は必ず2〜3分乾かして!

このひと手間でキープ力に差が出ます!

マスカラを使う前に

ヘッドをフチにあて、30度ほど折り曲げて。こうするとまつ毛が押し上げやすくなるし、頬骨にも当たりにくくなって◎。

4. まつ毛をさらに上げるようにマスカラON

下地によって、まつ毛は上向きカールが固定された状態だから、マスカラはこれを補強するような気持ちで。下から上に押し上げるようにサッと塗ればOK。

5. マスカラを縦にして振れば下まつ毛も楽勝

上まつ毛を塗ったら、そのまま液を足さずに下まつ毛へ。ヘッドを縦にして、小刻みに振りながら塗って長さを強化。液を足さないことで、上品な仕上がりに。

さらにキープ力を強化したいなら
andGIRLダブル フィックスマスカラ ¥3,400/クラランス

マスカラトップコートを重ねて!

どんなマスカラも、これを重ねるだけで超強力なウォータープルーフ仕様に早変わり!

マスクをつけるときのアイメイクは色じゃなく線で盛って!

毎日マスクが欠かせないこの夏は、いつも以上にメイクが崩れやすいし、半分顔が隠れているから盛るのも難しい・・・。そんなあるあるお悩みの解消テクを、ヘアメイクの長井かおりさんに教えてもらいました!アイメイクはグラデシャドウをやめて、長めに引いたアイラインとしっかりカールのまつ毛で盛るのが正解です。

andGIRL2020年6・7・8月号より 撮影/柿沼琉(TRON)[人物]、石澤義人[静物] ヘアメイク/長井かおり スタイリング/井関かおり モデル/鹿沼憂妃 取材・一部文/北爪佳奈

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