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エレン・デジェネレスのトーク番組、労働環境を内部調査。

  • 2020.7.29
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Photo_ Brooks Kraft/Getty Images
Ellen DeGeneres during a taping of The Ellen DeGeneres Show, May 24, 2016 in Burbank, CA.Photo: Brooks Kraft/Getty Images

エレン・デジェネレスが司会を務めるトーク番組「エレンの部屋」の労働環境について、内部調査が行われているという。この数カ月間、元スタッフや元スタッフから多数の嫌がらせや差別などの告発があったことを受け、配信元ワーナー・ブラザーズ・テレビジョンの親会社であるワーナー・メディアと第三者企業が、調査の開始したそうだ。

撮影現場での状況について現スタッフと元スタッフに聞き取りを行い、エレン本人に非難の矛先が向けられているわけではないが、スタッフはビル内でエレンを見ても話しかけないように指示されていたという。

先日、現職員1人と元従業員10人が番組のプロデューサーであるエド・グラヴィン、メアリー・コネリー、アンディ・ラスナーから嫌がらせを受けたと「バズフィード」に告発。元スタッフの1人はこう話していた。「エレンが自分の番組を持ち、自分の名前をタイトルにするくらいなら、現場で起こっていることにも、もっと関与すべきです。周りの製作総指揮の人々は、エレンに『全ては上手くいっていて、みんなハッピーです』と言い、彼女はただそれを信じているんでしょうけど、彼女にはもっと責任があります」と話していた。

「劣悪な労働環境」などの悪評を受け、製作総指揮の3人は次の共同声明を発表していた。「20年ほどの間に、3000エピソードを作り、1000人以上のスタッフを雇ってきた中、私達は常にオープンで安全、そして包括的な職場環境を作るよう努めてきました。私達の制作ファミリーにおいて、たった1人でもネガティブな経験をしていたと知り、非常に心を痛め、申し訳ない気持ちでいます。これは私達ではなく、私達がそうなろうと努力する姿、そしてエレンが私達に課した使命でもありません」「申し上げておきますが、エレンの番組の日々の責任は完全に私達にあります。私達はこれを真摯に受け止め、世界の多くの人々がそう気づき始めているように、改善すべき点があることを理解しています。そして、そうなるために努力を続け、それを実現するつもりです」

Text: Bangshowbiz

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