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身内に不倫経験者がいると…不倫遺伝子は存在する⁉ その実態とは

  • 2020.7.22

不倫問題がニュースに出るたびににわかに噂されるのが不倫遺伝子の存在です。もし本当にこの遺伝子が存在するのなら不倫は避けられないのでしょうか?今回はこの不倫遺伝子の実態について

アリル334という遺伝子が関係している可能性

各研究機関の調べでは、特定の遺伝子と不倫の発生率との関連性が見つかっているという調査報告も上がっています。

スウェーデンにあるカロリンスカ研究所の研究者グループが行った研究の一つで「国内の双子男性500組以上とそのパートナーの遺伝子を調べる」という物があり、この調査の結果パソブレシン受容体の遺伝子に違いが見られることが判明しました。

この遺伝子というのが「アリル334」と呼ばれる遺伝子です。

パソブレシン受容体にアリル334遺伝子を2つ持っている男性は、持たない男性と比べても調査時から過去1年間の間に離婚の危機を迎えた割合が2倍以上も違っていたのです。

つまりこのアリル334こそがまさしく不倫を誘発する「不倫遺伝子」と考える学者も多く、その可能性は高いと言えるでしょう。

アリル334を持たない男性と2つ以上持つ男性の割合

実はこのアリル334を2つ以上持っている人と、そうでない人の割合は半々だと言われています。つまり2人に1人は遺伝子的に不倫をする確率が高いという事になってしまうのです。

もともとアリル334が見られるパソブレシン受容体とは、父性愛ホルモンを感じる部分になります。正常な遺伝子活動が行われれば、パソブレシン受容体の反応によって男性はパートナーや子供に対して父性を感じ、家庭や家族を守りたいという気持ちが強くなります。

しかしパソブレシン受容体にアリル334が2つ以上ある場合は、この父性愛が正常に働かないためパートナーや子供に愛情を抱きにくくなってしまい、不倫という性欲に走ってしまう可能性が高くなってしまうそうです。

パソブレシンはテストステロンとも深い関わりがある

アリル334のあるパソブレシンは、テストステロンという男性ホルモンとセットで働く特徴があります。テストステロンは体毛の成長や筋肉の発達、闘争本能の刺激など男性的な活動を起こさせるためのホルモンですが、その男性的な活動の中に女性との性交渉なども含まれるため、パソブレシン受容体の活動が活発になることはテストステロンの活動も活発にし、不倫を誘発しやすくなってしまうのです。

テストステロンによる不倫を誘発する男性性の強化に加えて、テストステロンとセットで活動するパソブレシン受容体に不倫を誘発するアリル334があるとなれば、不倫の可能性は飛躍的に高くなってしまう可能性が高いと言えます。

不倫遺伝子は存在し、その名前はパソブレシン受容体にあるアリル334であることが分かりました。しかしこれは外観から判別できるものではありません。

しかしアリル334での不倫は繰り返すという特徴があるため、一度でも不倫経験のある男性はアリル334を保有している可能性が高く、避けたほうが良い相手と言えるでしょう。

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